前田道路株式会社(1883)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは+0.2%とほぼ横ばい。直近売上は-1.3%減で、成長投資や新規収益基盤の確立は数値に表れていない。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率73.4%と極めて健全・営業CF/純利益153%でキャッシュフロー品質は高い
経営品質
★★★★★
財務基盤は堅実だが、経営戦略の「新たな収益基盤確立」が売上・利益成長に反映されておらず、実行力の検証には至っていない。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/地域密着持続性:中
地域に根ざした営業所・工場網と長年の実績が優位性となるが、公共工事の競争激化により独自性は限定的。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率73.4%の極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益153%の優れたキャッシュフロー生成力
- 地域密着型の工場・営業所網による安定した受注基盤
⚠ 主要な懸念
- 売上高の停滞(4年CAGR +0.2%)と直近の減少(-1.3%)
- 純利益の振れ幅(115億〜188億)による収益の不安定さ
- 投資CFの縮小(直近2億)による成長投資の弱さ
▼ 構造的リスク
- 公共事業費の縮小や予算配分変更への依存度の高さ
- 原油価格高騰が原価率に直結するコスト構造
- 建設業界全体の人材不足による受注能力の制約
↗ 改善条件
- 民間委託モデル等の新規収益源が売上高に明確に寄与すること
- デジタル化・生産性改革による固定費比率の構造的な低下
- 原材料価格高騰を価格転嫁で吸収できる交渉力の強化
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「公共投資の動向」「原油価格」「感染症」など外部環境を列挙。内部の生産性向上策の具体性や成果への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
体質改善、生産性改革、新たな収益基盤の確立を推進
乖離売上高は4年間で微増(CAGR +0.2%)に留まり、直近は減少。投資CFも直近で2億円と縮小傾向。
生産性改革(デジタル活用、人材強化)
不明平均年収807万円は業界平均水準だが、利益率向上(8.2%→8.8%)は原材料高騰等の外部要因によるコスト抑制の可能性も。