東亜道路工業株式会社(1882)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比7.2%増と回復したが、4年CAGRは3.1%と緩やか。利益成長は不安定で、有機的成長の持続性は中程度。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益に対して-42%(-18億円)と著しく悪化し、利益の質に懸念・営業利益率が4.0%と低下傾向にあり、収益性圧迫の兆候
経営品質
★★★★★
財務数値(利益率低下、CF悪化)と経営方針(成長投資)に乖離が見られ、外部要因への依存度が高い姿勢が懸念される。
競争優位(モート)
複合(地域密着・技術・実績)持続性:中
公共インフラの長年の実績と地域密着性が強みだが、受注競争が熾烈で参入障壁は中程度。独自技術による差別化は限定的。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率62.8%と極めて高い財務健全性を維持
- 売上高1266億円で安定した収益基盤を有し、直近で7.2%成長
- 純利益率3.3%を確保し、黒字経営を継続
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益を大きく下回る-42%(-18億円)でキャッシュフローの質が劣化
- 営業利益率が4.6%から4.0%へ低下し、収益性圧迫が進行
- 営業利益が50億円と前年比10%減で、利益成長の不安定さ
▼ 構造的リスク
- 公共投資政策への依存度が高く、予算縮小や事業見直しの影響を直接受ける構造
- 建設業界特有の激しい価格競争により、原価高騰を価格転嫁できず利益率が圧迫されるリスク
- 2024年問題(人手不足)によるプロジェクト遂行リスクと人件費増大の二重苦
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰を顧客や公的機関へ適切に転嫁できる価格交渉力の強化
- 受注競争を勝ち抜くための高付加価値技術の確立と、それによる単価向上
- DXによる生産性向上で、人手不足下でも利益率を維持・改善できる体制構築
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「為替」「原材料」「外部環境」を列挙するのみで、内部の原価管理や価格転嫁戦略への具体的な言及が欠如している。
言行一致チェック
DX推進・事業領域拡大による持続可能な成長基盤の確立
乖離投資CFは-12億円と前年比縮小(-40億円→-12億円)しており、成長投資の拡大は明確ではない
技術開発強化とCSR経営の推進
不明平均年収822万円は業界水準と推測されるが、利益率低下(4.6%→4.0%)とCF悪化により、人件費増への対応余力が不透明