鉄建建設株式会社(1815)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は微増(+0.8%)だが、CAGRは0.4%と停滞。利益率は改善したものの、営業CFが赤字に転じるなど、成長の質は低く持続性に疑問。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益の-592%(-203億円)と著しく悪化し、利益の質が低い・自己資本比率31.1%と財務レバレッジが高く、金利上昇リスクに脆弱・営業利益率1.9%は業界平均水準だが、利益幅の薄さが継続
経営品質
★★★★★
経営計画は掲げているが、数値上は利益のキャッシュ化に失敗しており、外部環境への依存度が高い。実行力と誠実さに課題が残る。
競争優位(モート)
複合(実績・地域密着・公共事業受注基盤)持続性:中
安定的な公共事業受注実績と地域密着のノウハウがあるが、業界全体で競争激化・コスト増圧力が強く、独自の価格決定権は限定的。
✦ 主要な強み
- 直近で営業利益率が0.5%から1.9%へ改善し、収益性回復の兆し
- 安定的な公共事業受注基盤により、売上規模を1851億円で維持
- 自己資本701億円を保有し、一定の財務基盤を有する
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが-203億円と大幅な赤字となり、利益の質が極めて低い
- 売上CAGR(4年)が0.4%と成長がほぼ横ばいで、中長期的な成長エンジン欠如
- 自己資本比率31.1%と低く、財務レバレッジが高い
▼ 構造的リスク
- 建設業界特有の「受注価格競争」と「資材価格変動」のダブルパンチによる利益率の恒常的下押し
- 労働力不足と高齢化による生産性向上の構造的な限界
- 公共事業依存度の高さによる、国・自治体の予算削減リスクへの脆弱性
↗ 改善条件
- 資材価格高騰が収束し、コスト増を価格転嫁できる環境が実現すること
- DXやタレントマネジメントの導入により、生産性が劇的に向上し、営業CFが黒字化すること
- 公共事業以外の民間プロジェクトや海外展開など、収益源の多角化が進展すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「国内経済」「建設コスト」「労働力不足」「原材料高騰」を外部要因として列挙するのみで、内部の生産性向上策やコスト構造改革の具体策が欠如している。
言行一致チェック
生産性向上と利益創出力の回復
乖離営業利益率は0.5%から1.9%へ改善したが、営業CFは-203億円と悪化し、利益のキャッシュ化に失敗
人的資本の充実(タレントマネジメント等)
不明平均年収916万円と記載があるが、直近の純利益減少(43億→34億)とCF悪化により、人件費増への対応余力は限定的