株式会社 イチケン(1847)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上990億円に対し営業利益率6.9%と安定しているが、直近5期の推移データが不足しており、成長の持続性を数値で断定できない。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率50.4%と財務基盤は堅牢・ROE108.5%は自己資本の急激な減少(前年比約8倍増)による一時的な数値効果の可能性あり
経営品質
★★★★★
長期ビジョンを掲げるが、数値上の成果(利益率・投資規模)との整合性が不明確。リスク要因を外部環境に帰属させる傾向が強い。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
商業施設建設のノウハウと企画提案力を持つが、建設業界は参入障壁が比較的低く、価格競争に晒されやすい構造。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率50.4%と財務レバレッジが低く、倒産リスクが極めて低い
- 営業CF/純利益が173%とキャッシュフローの質が極めて高い(利益の現金化能力に優れる)
- 平均年収805万円と、建設業界において一定の賃金水準を維持し人材確保に注力している
⚠ 主要な懸念
- ROE108.5%は自己資本の急激な減少(前年比約8倍増)による一時的な数値効果の可能性があり、実質的な収益力向上とは異なる
- 営業利益率6.9%は業界平均水準であり、競争激化による採算性悪化リスクに脆弱
- 直近5期の財務推移データが不足しており、成長トレンドの可視化が困難
▼ 構造的リスク
- 建設業界特有の「受注競争激化」と「資材・労務費高騰」によるコスト転嫁の難易度
- 慢性的な技能労働者不足と高齢化による生産性低下リスク
- 商業施設需要の景気敏感度高さによる受注不安定化
↗ 改善条件
- 資材価格高騰局面において、コスト増を適正に価格転嫁できる契約条件の維持が実現すれば利益率改善が見込まれる
- 労働力不足に対し、生産性向上技術(DXや自動化)の導入が成功し、人件費対効果が高まれば収益性が向上する
- 景気減速局面において、公共工事や住宅関連など景気非連動セグメントへの受注シフトが実現すれば安定性が確保される
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「雇用・所得環境」「金融資本市場」「資材価格」「景気減速」など外部要因を羅列しており、内部の生産性向上策やコスト構造改革への言及が薄い。
言行一致チェック
技術者集団として品質・安全・原価・生産性を追求し、企業価値向上を目指す
乖離平均年収805万円と業界平均水準だが、営業利益率6.9%は建設業界平均並みであり、生産性向上による利益率の劇的改善は確認できない
基幹の建築事業を安定させ、不動産・海外事業を拡充
不明投資CFが-14億円と限定的であり、海外や不動産への積極的な資本投下は直近では顕著ではない