株式会社ETSホールディングス(1789)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比20.7%増と好調だが、純利益は1億円で前年比50%減。収益性の悪化が成長の質を低下させている。
財務健全性
★★★★★
純利益率が0.9%と極めて低く、利益の幅が狭い・営業利益率が3.5%と前年比低下し、コスト増への耐性が低い・直近の営業CFが2億円で、前年(-2億円)から改善したが、過去5期で変動が激しい
経営品質
★★★★★
売上は拡大しているが、利益率が低下しており、コスト増への対応力が不十分。成長投資と収益性のバランスに課題がある。
競争優位(モート)
複合(顧客関係・独自技術)持続性:中
電力会社との長期的信頼関係と送電設備の技術力が基盤。ただし、参入障壁が極めて高いわけではなく、価格競争に晒されるリスクがある。
✦ 主要な強み
- 売上高が5期で55億円から81億円へ拡大し、CAGR10.0%で成長軌道に乗っている
- 営業CF/純利益が242%と高く、利益の質(キャッシュコンバージョン)は良好
- 自己資本比率40.5%と財務基盤は比較的安定している
⚠ 主要な懸念
- 純利益率が0.9%と極めて薄く、収益構造が脆弱
- 営業利益率が3.5%と低下傾向にあり、価格競争力やコスト管理能力に懸念
- 直近の営業CFが2億円と、過去5期で最大12億円から最小-3億円まで変動が激しい
▼ 構造的リスク
- 電力設備工事市場における価格競争の激化により、利益率が圧迫される構造
- 建設業界特有の職人不足と高齢化が、人件費増大と受注能力のボトルネックとなる
- 資材価格や労務費の高騰を顧客(電力会社等)へ完全に転嫁できないリスク
↗ 改善条件
- 資材・労務費高騰を顧客へ適切に転嫁できる価格改定が実現すれば、利益率の改善が見込まれる
- 再生可能エネルギー分野での高付加価値案件の獲得が拡大し、収益構造の多角化が進めば、成長の質が向上する
- デジタル技術を活用した業務効率化により、人件費対生産性が向上すれば、利益率の底上げが可能となる
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「資材価格や労務費の高騰」を挙げているが、コスト転嫁の具体策や内部効率化への言及が薄い。
言行一致チェック
主力事業の強化と再生可能エネルギー分野への挑戦
乖離売上は20.7%増だが、営業利益率は3.5%と低下。成長が利益を圧迫している可能性。
人材育成による技術継承と高度化を重視
不明平均年収524万円は業界平均水準だが、労務費高騰による利益率低下(3.5%)が懸念される。