株式会社三東工業社(1788)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比10.8%増と好調だが、営業利益率は4.0%と低水準で推移。利益成長の質は売上拡大に依存しており、収益性改善の余地が残る。
財務健全性
★★★★★
営業CF/純利益比率が34%と低く、利益のキャッシュ化効率に課題がある・直近5期で営業CFがプラス・マイナスを繰り返しており、キャッシュフローの安定性にばらつきがある
経営品質
★★★★★
売上は成長しているが、原材料高騰などの外部要因への対応が利益率改善に十分反映されておらず、内部の価格転嫁力やコスト管理に改善の余地がある。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
環境技術と現場力を強みとするが、建設業界全体で競争が激化しており、他社との差別化維持には継続的な技術投資が不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率67.4%と財務基盤が極めて堅牢
- 売上高が5期連続で増加傾向にあり、市場での存在感を維持
- 環境・省エネ分野への注力により、成長市場への参画が可能
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が4.0%と低く、収益性の底堅さに懸念
- 営業CFが前年比で大きく改善したものの、過去2期はマイナスでありキャッシュフローの安定性に課題
- 純利益率が2.8%と薄利体質であり、コスト増への耐性が低い
▼ 構造的リスク
- 建設業界特有の人手不足と高齢化が、受注能力とプロジェクト遂行リスクを高める構造的問題
- 原材料価格変動リスクが収益性を直撃する構造であり、価格転嫁が困難な環境下での収益安定化が課題
- 公共・民間双方の需要変動に依存する受注ベースのビジネスモデルであり、景気変動リスクに脆弱
↗ 改善条件
- 原材料価格の高騰局面において、高付加価値製品への価格転嫁が成功し、営業利益率が5%台に回復すること
- 人手不足対策として、生産性向上技術の導入や賃金競争力の強化により、受注残高の消化率が改善すること
- 営業CFが純利益を安定的に上回る水準(100%以上)に定着し、内部留保による投資余力が確保されること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「建設資材の高騰」や「就業者不足」を列挙しているが、これらへの具体的な価格転嫁実績や生産性向上の数値目標が示されていない。
言行一致チェック
高付加価値な提案を行うことで収益性を向上させる
乖離売上高は82億円と増加したが、営業利益率は4.0%と前年比1.3ポイント改善にとどまり、利益率の劇的な向上は確認できない
人材を重視し、現場力を強化する
不明平均年収794万円は業界水準と推測されるが、人手不足という課題に対し、具体的な賃金引き上げによる定着策の数値的裏付けが不足している