株式会社ナカボーテック(1787)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGR 3.1%と緩やかな成長。新規事業(洋上風力等)への期待はあるが、主力港湾事業の安定性が中心で、急成長の兆しは限定的。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
有利子負債ゼロという極めて健全な財務基盤を維持しつつ、利益率改善を達成。新規事業への投資は控えめだが、財務リスクを最小限に抑えた堅実な経営姿勢が評価できる。
競争優位(モート)
独自技術・規制・スイッチングコスト持続性:中
港湾・橋梁分野の長年の実績と防食技術が強み。ただし、建設業界全体で参入障壁が比較的低く、新規参入や価格競争のリスクが存在する。
✦ 主要な強み
- 有利子負債ゼロによる自己資本比率71.9%の極めて高い財務健全性
- 営業利益率9.9%の改善とROE 12.6%という高い資本効率
- 港湾・橋梁分野における長年の実績と防食技術という高い参入障壁
⚠ 主要な懸念
- 売上CAGR 3.1%と緩やかな成長ペース(直近5年平均)
- 営業CF/純利益が66%とキャッシュフローの質がやや低下傾向(直近期は7億円対純利益10億円)
- 新規事業(洋上風力等)の収益化がまだ本格化しておらず、主力事業への依存度が高い
▼ 構造的リスク
- 建設業界の人手不足(2024年問題)による施工能力の制約とコスト増圧力
- ZEB基準義務化など脱炭素政策の進展による既存火力発電関連需要の縮小リスク
- カーボンプライシング導入によるプロジェクトコストの構造的な増加
↗ 改善条件
- 洋上風力発電や橋梁RC分野における新規事業の受注拡大と収益化の加速
- 業務効率化による生産性向上で、人手不足によるコスト増を吸収できる体制の確立
- 脱炭素技術の開発・実装が競合他社より先行し、新規需要を確保できる競争優位性の確立
経営姿勢
責任転嫁傾向:低い(内部要因重視)
リスク要因として外部環境(カーボンプライシング等)を挙げる一方で、2024年問題への対応や脱炭素技術開発の遅れを自社の課題として明確に認識している。
言行一致チェック
新規事業への積極的な投資と収益拡大
一致投資CFが直近5期で-1億〜-2億円と安定しており、大幅な拡大は見られないが、堅実な投資姿勢を示している。
業務効率化と収益性改善
一致営業利益率が8.5%から9.9%へ改善され、純利益率も7.1%を維持。利益率の向上は効率化の成果と整合する。