株式会社東京衡機(7719)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は微増(+3.5%)だが、4年CAGRは-2.6%で長期的な縮小傾向。利益率は0.7%と低く、成長の質は低く、収益性の改善が急務。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が0.7%と極めて低い(1期前3.9%から悪化)・営業CFが純利益に対して-944%と著しく悪化(利益の質の低下)・直近5期で2期連続の赤字(2期前)を経験し、利益の安定性に欠ける
経営品質
★★★★★
外部環境の悪化を主要因として認識しているが、利益率の急落(3.9%→0.7%)や営業CFの悪化(-6億円)といった内部課題への対応が数値上確認できず、実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術・スイッチングコスト持続性:中
インフラ試験機とエンジニアリングの技術蓄積と顧客信頼は強みだが、標準化された試験機市場では競合他社との差別化が難しく、独自技術の維持が課題。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率43.0%と財務基盤は比較的健全
- 社会インフラ分野での長年の技術蓄積と顧客信頼(BtoB)
- 売上高35億円で安定した事業規模を維持(直近5期平均33.8億円)
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が0.7%と収益性が極めて脆弱(1期前比3.2ポイント低下)
- 営業CFが-6億円と利益のキャッシュ化が機能していない(CF品質-944%)
- 4年間の売上CAGRが-2.6%と長期的な成長停滞が顕在化
▼ 構造的リスク
- インフラ関連プロジェクトの受注変動による収益不安定性
- 標準試験機市場における価格競争と競合他社との差別化難易度
- エンジニアリング事業の受注遅延が営業CFに直結する構造
↗ 改善条件
- 営業利益率を3%以上へ回復させるためのコスト構造改革が実現すること
- デジタル化投資が具体的な新製品・高収益案件として受注に結びつくこと
- 営業CFを黒字化し、利益のキャッシュ化サイクルを正常化すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「雇用・所得環境」「物価上昇」「アメリカ通商政策」「中国経済低迷」など外部要因を列挙しており、内部の収益性低下(利益率悪化)に対する具体的な経営対策への言及が薄い。
言行一致チェック
先行投資による差別化製品開発とデジタル化推進
乖離投資CFが直近で-0億円(前年比増減なし)であり、先行投資の拡大を示す数値的根拠に欠ける。
収益基盤強化と人財育成への投資重視
乖離平均年収612万円(直近)の推移データが不足しており、人財投資の具体性が不明。営業利益率の低下(3.9%→0.7%)は収益基盤強化の遅れを示唆。