日置電機株式会社(6866)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR8.4%で着実に成長しているが、直近の売上成長率は3.2%に鈍化。利益率は19.2%から16.8%へ低下しており、成長の質は安定しているが加速には至っていない。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
財務目標(利益率20%、ROE15%)の未達が明確であり、外部環境要因への言及が中心で、内部改善への具体的なコミットメントが数値上確認できない。
競争優位(モート)
独自技術・顧客密着型ネットワーク持続性:中
電気計測分野の長年の実績と高品質な製品、顧客密着型の課題解決スタイルが強み。ただし、競合他社の技術革新や価格競争への対応が継続的に求められる。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率85.4%と極めて高い財務健全性を維持
- 営業CF/純利益が138%と、利益の質(キャッシュコンバージョン)が極めて高い
- 4年間の売上CAGRが8.4%と、中長期的に安定した成長軌道を描いている
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業利益率が19.2%から16.8%へ低下し、収益性改善の停滞が懸念される
- 営業利益率目標20%とROE目標15%の両方が未達であり、経営計画の精度に疑問が残る
- 直近の営業CFが89億円から75億円へ減少しており、キャッシュ創出能力の減速が確認される
▼ 構造的リスク
- BtoB市場における競合他社の技術革新や価格競争によるマージン圧迫リスク
- グローバル展開に伴う為替変動リスクと、各国の環境規制・安全基準変更への対応コスト増
- 原材料価格高騰(インフレ)に対する価格転嫁力の限界による収益性悪化リスク
↗ 改善条件
- 原材料費高騰に対する適切な価格転嫁が実現し、営業利益率が19%台前半へ回復すること
- 海外市場での高付加価値製品販売が拡大し、海外売上比率が70%を超えて収益構造が改善すること
- 内部コスト構造の抜本的見直しにより、ROEを15%水準へ引き上げるための自己資本効率向上が図られること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「インフレによる売上原価増加」「為替変動」などの外部要因を列挙しているが、内部の原価管理や価格転嫁戦略など、具体的な対策や内部要因への言及が不足している。
言行一致チェック
売上高営業利益率20%を目標とする
乖離直近の営業利益率は16.8%(1期前19.2%)であり、目標から大きく乖離し、過去2期で低下傾向にある。
海外売上高比率70%以上を目標とする
不明(数値不足)有報テキストに具体的な海外売上比率の数値記載がないが、インフレや為替リスクを課題として挙げている点から、海外展開の成果が収益性を支えきれていない可能性が示唆される。
ROE15%以上を目標とする
乖離直近のROEは13.7%であり、目標達成に至っていない。