株式会社小野測器(6858)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は微増(+2.3%)だが4年CAGRは-0.1%と停滞。利益は過去5期で大きく振れ(-13億〜15億)、安定した成長軌道には乗っていない。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が1.2%と極めて低く、収益性の脆弱性が顕在化・純利益が15億と営業利益(1億)を大幅に上回るため、一時的な要因に依存・営業CF/純利益が23%とキャッシュフローの質が低い
経営品質
★★★★★
経営陣は明確な数値目標を掲げているが、営業利益率1.2%という現実との乖離が大きく、体質改善の実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術・スイッチングコスト持続性:中
70年の歴史と顧客信頼に基づく専門的計測技術を持つが、デジタル化潮流への対応が急務であり、競合他社との差別化維持には技術革新の継続が不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率74.7%と極めて高い財務健全性を維持
- 70年の歴史とBtoB顧客との強固な信頼関係
- 直近の純利益15億円で過去5期で最高水準を記録
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率1.2%の低さが収益構造の弱さを示す
- 営業CF/純利益が23%とキャッシュフローの質が低い
- 4年間の売上CAGRが-0.1%と成長が停滞している
▼ 構造的リスク
- 試作レス化やデジタル化の潮流に対し、既存の計測機器ビジネスモデルが適応できなくなるリスク
- 専門人材の確保・育成が追いつかず、技術継承や新領域開拓が阻害されるリスク
- 営業利益率が極端に低く、原材料費高騰や為替変動などの外部ショックに脆弱な構造
↗ 改善条件
- 営業利益率が15%に回復し、収益構造の体質改善が数値で確認されれば成長基盤が安定する
- DXとオープンイノベーションの成果が具体的な売上増に繋がり、CAGRがプラス転換すれば成長軌道に乗る
- 専門人材の確保と育成が加速し、技術的優位性が維持されれば競争優位性が再構築される
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスクとして外部要因(脱炭素税、人材不足)を挙げつつも、内部の収益構造改善(営業利益率15%目標)への具体的な進捗が数値で示されていない。
言行一致チェック
売上高営業利益率15%以上達成
乖離直近の営業利益率は1.2%であり、目標との乖離が極めて大きい
フリー・キャッシュ・フロー改善
乖離投資CFが39億と急増し、営業CF(3億)とのバランスから資金効率の悪化懸念
収益性改善・体質改善
乖離営業利益が1億と前年比横ばい、純利益は15億と過去最高だが、営業利益の低さが収益構造の弱さを示す