曙ブレーキ工業株式会社(7238)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGRで+4.8%と緩やかな成長だが、直近は-2.8%の減少。利益は純利益が-119億から2億へ回復したが、営業利益率は1.9%と低水準で持続性に疑問が残る。
財務健全性
★★★★★
直近純利益が2億と極めて薄利(純利益率0.1%)・自己資本比率43.6%で財務レバレッジがやや高い・直近5期で純利益が-119億から2億へ大きく変動し収益が不安定
経営品質
★★★★★
事業再生計画完了を主張するも、数値上は利益率の低迷と売上減少が続いており、経営陣の執行力と誠実さに疑問符がつく。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
摩擦・振動制御技術とグローバルネットワークは強みだが、電動化・自動運転への転換期において、競合他社との技術格差が縮まるリスクがある。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益比が861%と極めて高く、利益のキャッシュ化能力は高い
- 自己資本が426億から559億へ増加し、財務基盤は改善傾向にある
- 摩擦・振動制御技術という独自ノウハウを保有し、BtoB顧客との信頼関係が厚い
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が1.9%と業界平均を下回る水準で、価格競争力に課題がある
- 純利益が-119億から2億へ回復したものの、直近は2億と極めて脆弱な収益体質
- 売上高が直近で減少傾向にあり、成長の持続性が不透明
▼ 構造的リスク
- 自動車業界の電動化(EV化)により、従来の摩擦ブレーキ需要が構造的に減少するリスク
- OEM依存度が高く、主要顧客の生産調整や価格圧力に対して価格転嫁力が弱い構造
- グローバル展開に伴い、為替変動や原材料価格高騰の影響を直接受ける脆弱性
↗ 改善条件
- 電動化対応製品の売上比率が大幅に向上し、新市場での収益源が確立されれば利益率改善が見込まれる
- 主要顧客との長期契約において、原材料高騰分を適切に転嫁できる価格改定が実現されれば収益性が安定する
- 北米事業の再構築が完全に完了し、固定費の適正化が数値として明確に反映されれば黒字基盤が定着する
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
リスク要因として「為替」「原材料」「外部環境」を羅列するのみで、内部の収益構造改善策や具体的な数値目標への言及が不足している。
言行一致チェック
北米事業の再構築完了による黒字化と強い経営体質の実現
乖離営業利益率は1.9%で横ばい、純利益は前年比で大幅に減少(35億→2億)しており、黒字化の定着は不透明
持続的な成長を目指す
乖離直近売上高は前年比-2.8%の減少であり、成長軌道に乗っていない