株式会社ファルテック(7215)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは+3.2%と緩やかな成長だが、直近売上は-3.4%と減収。利益率は3.0%と低く、原材料高や為替の影響を受けやすい構造から、有機的な成長の持続性は脆弱。
財務健全性
★★★★★
純利益が過去5期で3期マイナス(直近は黒字転換も3億円と微増)・自己資本比率31.7%と財務レバレッジがやや高い・営業利益率3.0%と収益性の低さが持続的
経営品質
★★★★★
経営陣は課題を認識しているが、外部要因への依存度が高く、数値で裏付けられた具体的な実行計画が見えない。利益率3%台の現状を打破する実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
複合(顧客信頼・技術力・コスト競争力)持続性:中
自動車メーカーとの長期的信頼関係と受注生産体制が基盤だが、グローバルな価格競争と脱炭素対応の技術的転換期にあり、優位性の維持には継続的なイノベーションが不可欠。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が1420%と極めて高いCF品質(利益の質は高い)
- 直近5期で営業CFがプラスを維持し、資金調達能力は安定している
- 自動車メーカーとの長期的な取引関係(BtoB)が基盤となっている
⚠ 主要な懸念
- 直近売上高791億円で前年比-3.4%の減収(成長の停滞)
- 純利益が過去5期で3期マイナスと利益の不安定さ
- 営業利益率3.0%と低収益体質が継続している
▼ 構造的リスク
- 自動車業界の電動化・脱炭素化への対応遅れが競争力を損なうリスク
- グローバルな部品調達競争における価格転嫁力の弱さ
- 英国事業の再建失敗がグループ全体の収益を圧迫するリスク
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰や為替変動を吸収できる製品単価の適正な転嫁が実現すること
- 脱炭素関連の新商品開発が受注に結びつき、売上成長率をプラスに転換すること
- 英国事業の赤字幅縮小または黒字化により、連結損益が改善すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「為替」「原材料」「外部環境」を列挙する一方で、内部の価格転嫁力強化やコスト構造改革の具体的数値目標や対策が明記されていない。
言行一致チェック
筋肉質な収益体質構築と新商品開発による競争力強化
乖離直近の営業利益率は3.0%と前年比微増だが、売上は減少しており、収益体質の抜本的改善は未達。
人的資本への投資
不明平均年収588万円は公表されているが、業界平均や成長率との比較データが不足しており、投資効果の数値的裏付けが不明。