株式会社小糸製作所(7276)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは6.7%と中長期的には成長したが、直近は売上-3.5%減、営業利益も前年比-20%減と短期的な減速局面にある。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
財務基盤は堅牢だが、利益率の低下(5.9%→4.9%)に対し、外部環境要因への言及が多く、内部の収益構造改善策の具体性に欠ける印象。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
自動車照明分野での長年の技術蓄積とグローバル5極体制は強みだが、EV化や自動運転による技術パラダイムシフトのリスクに晒されている。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率76.4%と極めて高い財務健全性を維持
- 営業CF/純利益が191%と、利益の質(キャッシュコンバージョン)が極めて高い
- 4年間の売上CAGRが6.7%と、中長期的な成長軌道は維持されている
⚠ 主要な懸念
- 直近の売上高が前年比-3.5%減と、短期的な成長の停滞
- 営業利益率が前年比1.0ポイント低下し、収益性の悪化が顕在化
- 営業利益が前年比-20%減(560億円→449億円)と、利益減少率が売上減少率を上回る
▼ 構造的リスク
- 自動車産業のEVシフトに伴う、従来の内燃機関向け照明需要の構造的縮小リスク
- グローバルなサプライチェーンにおける原材料価格高騰と為替変動への脆弱性
- 競合他社との価格競争激化による、製品単価低下と利益率圧迫の構造的リスク
↗ 改善条件
- 次世代モビリティ(自動運転・コネクティッド)向け高付加価値製品の販売比率が拡大し、収益構造が改善されること
- 原材料価格高騰や為替変動を吸収できる、生産性向上やコスト構造の抜本的見直しが実現されること
- グローバル5極体制の最適化により、地域ごとの収益性が底上げされ、営業利益率が5%台前半に回復すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「為替」「原材料」「競争激化」を列挙しており、利益率低下の内部要因(コスト構造や製品ミックス)への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
資本効率向上を推進し、中長期的な企業価値向上を目指す
乖離直近のROEは6.4%で前年比低下傾向にあり、自己資本比率76.4%は高いが利益率低下(5.9%→4.9%)が資本効率を圧迫している。
次世代モビリティへの対応と迅速な商品化を図る
不明営業利益率が低下する中で、投資CFは-410億円と前年比改善(-502億円)しているが、売上減少とのバランスから投資対効果の検証が必要。