インスペック株式会社(6656)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比34.1%増と回復したが、直近の営業利益率は4.9%と低く、利益成長の質は低く、売上拡大が利益に直結していない。
財務健全性
★★★★★
直近期は純利益が-1億円と赤字継続・営業CF/純利益が-382%とキャッシュフローの質が極めて悪化・自己資本比率が31.9%と財務レバレッジが高い
経営品質
★★★★★
成長戦略は掲げているが、利益率の低迷と赤字継続により、収益体質強化の実行力は低く、経営陣の誠実さは数値で裏付けられていない。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
半導体パッケージ基板検査における高度な画像処理技術とニッチ市場でのシェアは強みだが、競合他社の参入リスクや技術陳腐化のリスクが存在する。
✦ 主要な強み
- 半導体パッケージ基板検査装置におけるニッチ市場での高いシェアと独自技術
- 直近期の売上高が17億円から22億円へ34.1%増と回復傾向
- 営業CFが-6億円から5億円へ大幅改善し、資金繰りの一時的な安定化
⚠ 主要な懸念
- 直近期の純利益が-1億円と赤字継続、ROEが-13.2%と資本効率が悪化
- 営業CF/純利益が-382%と、利益の質が極めて低くキャッシュフローが伴っていない
- 自己資本比率が31.9%と財務レバレッジが高く、資金調達リスクが存在
▼ 構造的リスク
- 半導体市場の景気変動に依存する設備投資需要の不安定さ
- 競合他社による類似技術の開発・参入による価格競争の激化
- 新製品開発の遅延が収益に直結する集中リスク
↗ 改善条件
- 半導体パッケージ基板検査装置の単価向上と高機能化による営業利益率の2桁%達成
- 海外市場での販売拡大により、国内景気変動リスクの分散と売上規模の拡大
- 開発コストの最適化と保守・消耗品収益の比率向上による収益体質の抜本的改善
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「外部要因(景気)」を挙げつつも、具体的な内部改善策(コスト構造の抜本的見直し等)の数値目標が示されていない。
言行一致チェック
収益体質の強化
乖離売上は34.1%増だが、営業利益率は前年比18.9ポイント改善したものの4.9%にとどまり、利益率の改善は限定的
人的資本経営の強化
不明平均年収586万円(直近)のみ記載され、過去推移や業界水準との比較が不明で、強化の具体性が数値で確認できない