株式会社ニコン(7731)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGRは12.2%と成長基盤はあるが、直近は-0.3%のマイナス成長。利益率は0.3%と極端に低下しており、成長の質は脆弱。
財務健全性
★★★★★
直近営業利益率が0.3%と前年比5.2ポイント急落・投資CFが-700億円と前年比で大幅な悪化(投資負担増)・純利益が326億円から61億円へ急減
経営品質
★★★★★
投資実行は積極的だが、その投資が直近の利益率0.3%という低収益に直結しており、投資対効果の検証や実行力の不足が懸念される。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
半導体露光装置など高度な精密光学技術は強みだが、次世代技術競争の激化と市況変動により優位性の持続に不確実性がある。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率57.4%と財務基盤は比較的堅牢
- 営業CF/純利益が788%とキャッシュフローの質は高い
- 4年間の売上CAGRが12.2%と中長期的な成長軌道は維持されている
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業利益率が0.3%と前年比で大幅な悪化
- 純利益が前年比で約81%減少し収益性が急落
- 投資CFが-700億円と前年比で大幅な悪化し資金負担が重い
▼ 構造的リスク
- 半導体製造装置への依存度が高く、半導体サイクルの悪化が収益に直結する構造
- 次世代露光装置開発における技術競争の激化による先行投資リスク
- 原材料価格高騰と供給制約がコスト構造を悪化させるリスク
↗ 改善条件
- 半導体市況の回復と次世代露光装置の受注拡大が実現すれば収益改善が見込まれる
- 重点投資領域での収益化が加速し、投資CFの回収サイクルが短縮されれば財務健全性が回復する
- 原材料価格の高騰が鎮静化し、コスト構造の改善が図られれば利益率が改善する
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として半導体市況悪化や原材料高騰などの外部要因を羅列しており、内部の収益構造改善策や具体的な対策への言及が薄い。
言行一致チェック
成長投資の選択と集中を強化し、重点領域への投資を推進する
一致投資CFが-700億円と前年比で大幅に悪化し、投資負担が急増している
収益ポートフォリオの変革を図り、収益性を改善する
乖離直近の営業利益率が0.3%と前年比5.5%から急落し、収益性改善は遅れている