株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート(3850)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年間でCAGR18.9%、直近期は前年比27.8%と急成長。営業利益率も4.1%から4.7%へ改善しており、成長の質は高い。
財務健全性
★★★★★
純利益率が2.9%と低く、利益の絶対額が小さい(3億円)ため、業績変動に対する緩衝力が脆弱。
経営品質
★★★★★
売上急成長と利益率改善という数値で戦略実行を示しており、誠実さは高い。ただし、純利益の絶対額が小さく、人材確保への投資対効果の明確な数値化が今後の課題。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
ローコード開発技術と業務アプリケーション開発能力を強みとするが、DX市場は参入障壁が比較的低く、大手ベンダーとの競争激化により優位性の維持は容易ではない。
✦ 主要な強み
- 売上高CAGR(4年)が18.9%と高い成長軌道にあり、市場拡大を牽引している。
- 営業CF/純利益が408%と極めて高く、利益の質(キャッシュコンバージョン)が優秀。
- 自己資本比率が55.2%と財務基盤が堅固で、外部資金依存度が低い。
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が4.7%と低く、売上規模に対する利益創出効率に改善の余地がある。
- 純利益が3億円と絶対額が小さく、業績の安定性に懸念が残る。
- 投資CFが-12億円と拡大しており、成長投資の継続性が収益化のタイミングと連動するリスク。
▼ 構造的リスク
- DX市場における大手SIerやクラウドベンダーとの価格競争・機能競争による利益率圧迫。
- ローコードツールの標準化・コモディティ化により、独自技術による差別化が困難になるリスク。
- デジタル人材の慢性的な不足が、新規事業の拡大速度やサービス品質を制約する可能性。
↗ 改善条件
- 営業利益率が5%台へ定着し、規模の経済が働き始めれば、純利益の絶対額拡大が見込まれる。
- サブスクリプションモデルの収益比率がさらに向上し、安定収益基盤が構築されれば、投資CFの効率化が期待できる。
- 人材確保・育成体制の確立により、プロジェクト受注能力が向上すれば、成長の持続性が担保される。
経営姿勢
責任転嫁傾向:低い(内部要因重視)
課題として「デジタル人材不足」や「新規事業の収益化」を挙げつつも、具体的な内部対策(ローコード製品充実、プロセス改善など)を明記しており、外部環境への依存を強調する姿勢は薄い。
言行一致チェック
新規事業の収益化とグループ一体運営を強化し、収益性を高める
一致売上高は118億円(前年比+27.8%)と拡大し、営業利益率も4.1%から4.7%へ改善。利益率の向上は収益化戦略の進展を示唆。
人材を重視し、顧客起点の経営改革を推進
不明平均年収714万円(直近期)を提示。ただし、過去5年間の推移データが不足しており、継続的な上昇トレンドの裏付けは不十分。