株式会社クロスキャット(2307)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR13.9%と堅調な成長を遂げている。直近も売上8.5%増、純利益13億円と利益成長も伴っており、有機的な成長が継続している。
財務健全性
★★★★★
営業CF/純利益が53%と低く、利益のキャッシュ化効率に課題がある。・直近の営業CFが7億円と前年比で半減しており、キャッシュフローの不安定化が懸念される。
経営品質
★★★★★
利益率は改善傾向にあるが、キャッシュフローの質が低下しており、経営陣の収益の質への意識に課題が残る。
競争優位(モート)
複合(スイッチングコスト・専門性・信頼)持続性:中
金融・公共分野の長年の実績と高い専門性が強みだが、IT人材確保が困難な業界構造上、競合他社による参入障壁は限定的。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率55.6%と財務基盤が極めて健全。
- ROEが25.9%と資本効率が高く、株主還元能力に優れる。
- 金融・公共分野に特化した専門性により、顧客との長期的な信頼関係を構築している。
⚠ 主要な懸念
- 営業CF/純利益が53%と低く、利益のキャッシュ化効率が改善の余地がある。
- 直近の営業CFが前年比で約40%減少しており、キャッシュフローの安定性に懸念がある。
- 平均年収の推移データが不足しており、人材確保競争における競争力の実態が不明確。
▼ 構造的リスク
- プロジェクトベースからアセットベースへの転換において、開発コスト増と収益化のタイムラグによる一時的な利益圧迫リスク。
- 金融・公共分野における規制変更やセキュリティ要件の高度化に伴う、対応コストの増大リスク。
- IT人材の慢性的な不足により、受注拡大やプロジェクト遂行に支障をきたす可能性。
↗ 改善条件
- アセットベースビジネスの収益化が加速し、営業CF/純利益比率が80%以上へ改善されれば、キャッシュフローの質が向上する。
- 平均年収の引き上げや福利厚生の拡充により、IT人材の確保・定着率が向上すれば、成長の持続性が担保される。
- DXニーズへの対応体制が確立され、高単価なコンサルティング収益が売上構成比で拡大すれば、収益性がさらに改善する。
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「IT人材不足」や「外部環境」を挙げているが、具体的な社内対策や数値目標への言及が薄く、構造的な課題への対応が不透明。
言行一致チェック
アセットベースビジネスへの転換による高付加価値化
一部一致営業利益率が10.2%から11.3%へ改善しており、収益性向上の兆しはあるが、CF品質の低下と乖離が見られる。
人材・組織力強化
不明平均年収548万円と記載があるが、過去5年間の推移データが欠落しており、実質的な賃金上昇や人材投資の規模が数値で確認できない。