暁飯島工業株式会社(1997)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGRで5.4%と緩やかに成長しているが、直近の成長率は3.5%と鈍化傾向。利益率は改善したが、規模拡大の勢いは限定的。
財務健全性
★★★★★
営業CFが直近期に16億円から12億円へ減少し、利益のキャッシュ化効率に変動が見られる
経営品質
★★★★★
収益性改善は評価できるが、人材定着率の悪化(離職率20%)に対し、外部環境への依存度が高く、内部課題への誠実な分析と対策が不足している。
競争優位(モート)
独自技術・地域密着持続性:中
茨城県中心の地域特化と設計施工保守のトータルソリューションにより、地域顧客との信頼関係(スイッチングコスト)を構築している。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率68.9%と極めて高い財務健全性を維持
- 営業利益率12.3%と業界平均を上回る高い収益性
- 営業CF/純利益が150%と、利益の質(キャッシュ化能力)が高い
⚠ 主要な懸念
- 離職率20.0%という極めて高い人材流出リスク
- 直近の営業CFが前年比で25%減少(16億→12億円)
- 売上成長率が3.5%と、過去4年間の平均(5.4%)を下回る
▼ 構造的リスク
- 建設業界特有の慢性的な技術労働者不足が、離職率の高さと相まって事業継続のボトルネックとなる
- 地域(茨城県)に特化した事業構造により、地域経済の減速や大型公共事業の縮小に対する脆弱性が高い
- 資材価格高騰リスクに対し、価格転嫁のメカニズムが確立されていない場合、利益率の急減を招く構造
↗ 改善条件
- 離職率の改善(例:10%台への低下)が実現すれば、技術継承コストの削減と生産性向上が見込まれる
- 資材価格高騰に対する価格転嫁率の向上が実現すれば、営業利益率の安定化が期待される
- デジタル技術導入による設計・施工効率化が実現すれば、人手不足下での受注能力維持が可能となる
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「政府投資変動」「サプライチェーン混乱」「資材高騰」など外部要因を列挙しており、離職率20%という内部課題への言及や対策が欠如している。
言行一致チェック
省エネ・リニューアル提案やデジタル技術への対応による成長基盤づくり
一致売上高は緩やかに増加(74→91億円)し、営業利益率も8.5%から12.3%へ改善。成長と収益性の両面で一定の成果を示している。
人材を重視し、魅力ある企業を目指す
乖離平均年収は612万円と業界平均水準だが、離職率が20.0%と極めて高い水準にある。