日比谷総合設備株式会社(1982)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR5.3%で安定的に成長。利益率も改善傾向にあるが、データセンター等新領域への依存度と既存事業の成熟度が成長の質を左右する。
財務健全性
★★★★★
直近の営業CFが-6億円と純利益59億円に対し大幅なマイナス(CF品質-10%)・受注残の回収遅延や工事進行による資金繰りの悪化が懸念される
経営品質
★★★★★
利益率は改善しているが、営業CFが赤字に転落するなど、収益の質(キャッシュ化)において課題が残る。実行力は高いが、財務健全性の維持に注力が必要。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/スイッチングコスト持続性:中
NTTグループとの強固な取引関係と長年の実績が基盤。ただし、建設業界全体で競争が激しく、独自技術による絶対的な優位性は限定的。
✦ 主要な強み
- NTTグループとの強固な取引関係による安定した受注基盤
- 自己資本比率71.7%という極めて高い財務健全性
- 営業利益率の改善(6.8%→8.3%)と純利益の倍増(31億→59億)
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが-6億円と純利益59億円に対し大幅なマイナス(CF品質-10%)
- 直近5期で営業CFが4期連続で変動しており、キャッシュフローの不安定さ
- 平均年収963万円の高水準維持が、CF悪化時の経営負担となる可能性
▼ 構造的リスク
- 建設業界特有の工事進行基準による受注と現金回収のタイムラグによる資金繰りリスク
- 特定大顧客(NTTグループ)への依存度が高く、顧客の投資変動が業績に直結する集中リスク
- 少子高齢化による熟練技術者の確保難易度上昇が、受注能力のボトルネックとなる構造
↗ 改善条件
- 受注残の回収期間短縮や工事進行の効率化により、営業CFを黒字化に転換すること
- データセンターソリューション等新規事業からの収益貢献拡大による顧客依存度の分散
- 人件費対効果の向上(生産性向上)により、高年収体制を維持しつつ利益率をさらに押し上げること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
人材不足や自然災害リスクを課題として挙げるが、営業CFの悪化という内部のキャッシュフロー管理課題への言及が薄い。
言行一致チェック
収益性改善と経営基盤の強化
一致営業利益率は6.8%から8.3%へ改善し、純利益も31億円から59億円へ増加。
人材マネジメントの充実
乖離平均年収963万円と高水準だが、直近の営業CF悪化により人件費負担が収益を圧迫する構造が見える。