株式会社大気社(1979)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高が前年比-21.7%と大幅減収しており、成長の質は低い。利益は維持されているが、収益の基盤が縮小している状況である。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益の-192%(-212億円)と著しく悪化し、利益の質が低い・売上高が2165億円から1694億円へ急減し、収益基盤の不安定化・自己資本比率58.3%は高いが、営業CFの悪化による内部留保の枯渇懸念
経営品質
★★★★★
利益率の改善は売上縮小による相対的なものであり、成長投資の停滞と営業CFの悪化が経営の実行力不足を示唆している。
競争優位(モート)
独自技術・ネットワーク効果持続性:中
エネルギー・空気・水関連の環境技術とグローバルネットワークを強みとするが、競合激化リスクが高く、技術陳腐化への対応が持続性に直結する。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率58.3%と高い財務健全性を維持
- 売上規模縮小下でも営業利益率を10.6%まで引き上げ、コスト管理の一定の成果
- 平均年収1181万円と高い人材確保力
⚠ 主要な懸念
- 売上高が前年比-21.7%と急激に縮小し、事業規模の縮小懸念
- 営業CFが純利益の-192%と著しく悪化し、キャッシュフローの質が低い
- 営業利益が前年比-1.6%と微減しており、利益の絶対額が減少傾向
▼ 構造的リスク
- エンジニアリング業特有のプロジェクト受注の不安定さが、売上変動に直結する構造
- 環境規制強化への対応コスト増が、収益性を圧迫するリスク
- 為替変動リスクが輸出・海外事業の収益に与える影響が構造的に大きい
↗ 改善条件
- 新規プロジェクトの受注が拡大し、売上高が前年比プラス成長に転じること
- 営業CFが純利益を上回る水準(100%以上)に回復し、キャッシュフローの質が改善すること
- 為替変動リスクをヘッジする体制強化または海外事業の収益安定化
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
リスク要因として「為替」「規制」「競合」を列挙するのみで、売上急減の内部要因(受注残の消化遅延やプロジェクト管理など)への言及が欠落している。
言行一致チェック
最適な資本バランスを考慮した成長投資の実行
乖離直近の投資CFは-50億円と前年(21億円)から悪化しており、成長投資の拡大は確認できない。
知的・人的資本の増強(多様な人材の育成)
不明平均年収は1181万円と高水準だが、売上減収期における人件費の適正化や生産性向上の明確な数値的裏付けが不足している。
収益性改善と持続可能な社会の実現
乖離営業利益率は8.4%から10.6%へ改善したが、売上規模が21.7%縮小したため、利益絶対額は183億円から180億円へ微減している。