株式会社ヤマウラ(1780)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは9.4%と中長期的には成長基盤があるが、直近は売上5.1%減と頭打ち。大型プロジェクトへの依存度が高く、受注環境に左右されやすい構造。
財務健全性
★★★★★
営業CF/純利益比率が3%と極めて低く、利益のキャッシュ化が不十分(直近営業CF 1億円対純利益 30億円)・自己資本比率75.5%と高いが、利益の内部留保がCFの悪化により蓄積されにくい構造
経営品質
★★★★★
高い自己資本比率(75.5%)とROE(14.7%)は経営の健全性を示すが、利益のキャッシュ化(CF品質)の悪化と利益率低下が、戦略実行力の限界を示唆している。
競争優位(モート)
複合(地域密着・技術力・高自己資本)持続性:中
地域に根差した信頼と設計施工比率の高さが強みだが、業界全体で競争激化・人手不足が進行しており、優位性の維持には継続的な技術革新と人材確保が不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率75.5%と財務基盤が極めて堅牢
- 4年間の売上CAGRが9.4%と中長期的な成長軌道にある
- ROEが14.7%と資本効率が高い
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益の3%(1億円)に留まり、利益の質が低い
- 直近売上高が前年比5.1%減と成長が停滞
- 営業利益率が11.5%から10.9%へ低下傾向
▼ 構造的リスク
- 設計施工比率が高いが、資材価格高騰リスクを価格転嫁できず利益率を圧迫する構造
- 熟練技術者の減少という人手不足が、大型プロジェクト受注・遂行能力そのものを制約する
- 地域密着型ビジネスゆえに、特定地域の景気変動や公共工事予算縮小に収益が直結する集中リスク
↗ 改善条件
- 資材価格高騰が沈静化し、かつ価格転嫁が成功すれば利益率の回復が見込まれる
- DXによる生産性向上が定着し、人件費対売上高比率が改善されれば営業CFの質が向上する
- 大型プロジェクトの受注が安定し、売上規模が前年比プラスに転じれば成長軌道への復帰が確認できる
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「資材価格高騰」「人手不足」「競争激化」を列挙しており、外部環境への言及が大半を占める。具体的な内部改善策(コスト構造の抜本的見直し等)への言及が薄い。
言行一致チェック
資本効率の最大化と成長戦略(大型プロジェクト推進)
乖離直近の営業CFが純利益の3%(1億円)に留まり、成長投資余力が極めて限定的。投資CFも-6億円と前年並みで拡大していない。
DXによる効率化と競争力強化
乖離営業利益率が11.5%から10.9%へ低下。資材高騰等の外部要因はあるが、内部効率化による利益率維持が追いついていない。