株式会社スペースバリューホールディングス(1448)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は前年比-9.3%と縮小し、営業利益は0億円と収益性が崩壊。成長投資よりも関連資産整理による本業回帰が優先され、有機的成長は停滞している。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が0.0%と収益性の限界点に達している・自己資本比率32.7%と財務レバレッジがやや高い・純利益が営業利益の10倍(3億円対0億円)となり、非営業収益への依存度が高い
経営品質
★★★★★
資産整理などの行動は示唆されるが、売上・利益の同時悪化(売上-9.3%、営業利益0円)に対し、外部要因への依存度が高く、実効性のある対策が見えない。
競争優位(モート)
コスト優位・ニッチ市場特化持続性:中
2,000㎡未満の建築市場で高いシェアを持つが、建設資材価格高騰によるコスト優位性が脆弱化しており、競争優位の持続性は中程度。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益比率が1145%と、キャッシュフローの質は極めて高い
- 2,000㎡未満の建築市場において高いシェアを維持している
- システム建築と駐車場事業のシナジーによる多角的な収益基盤を有する
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が0.0%と、コスト増を価格転嫁できず収益性が失われている
- 売上高が3期連続で減少傾向(857→855→775億円)にあり、成長の兆しが見えない
- 自己資本比率32.7%と、業界平均と比較して財務レバレッジが高い
▼ 構造的リスク
- 建設資材価格の高騰に対し、販売価格への転嫁が困難な価格弾力性の低い市場構造
- 中小規模建築(2,000㎡未満)市場における激しい価格競争と参入障壁の低さ
- 人手不足と資材高騰という二重の圧力により、コスト優位性が維持できない構造
↗ 改善条件
- 建設資材価格の高騰を販売価格に完全に転嫁できる契約条件の再構築が実現すること
- 本業回帰による関連資産整理が完了し、固定費構造の抜本的な見直しがなされること
- システム建築の省力化効果がコスト増を相殺し、営業利益率が2%以上へ回復すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「建設資材価格高騰」「外部環境」を列挙する一方で、価格転嫁の具体策や内部コスト構造の改善策への言及が極めて薄い。
言行一致チェック
成長戦略への投資と企業価値向上を図る
乖離売上高が-9.3%減少し、投資CFが前年比で大幅に減少(31億円→-5億円)している
本業回帰を重視し、関連性の低い資産を整理
不明投資CFがプラスからマイナスへ転じ、資産整理が進行している可能性はあるが、営業利益は0円と本業の収益性は改善していない