いであ株式会社(9768)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGR5.0%で安定的に成長し、直近は7.1%増。利益率も12.3%から13.4%へ改善しており、質の高い成長を示す。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
財務数値は経営戦略と整合しており、高い実行力を示す。ただし、離職率10.3%という数値は、掲げる「人材育成」や「魅力ある職場づくり」の実効性に課題があることを示唆している。
競争優位(モート)
複合(技術力・実績・ワンストップ体制)持続性:中
社会基盤・環境・DXの多分野を跨ぐ技術と長年の実績が強みだが、参入障壁が極めて高いわけではなく、競争激化リスクが存在する。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率76.7%という極めて高い財務健全性と、営業CF/純利益169%という高品質なキャッシュフロー生成力
- 売上高243億円、営業利益率13.4%と、規模拡大と収益性向上の両立を実現している安定した経営基盤
- 社会基盤、環境、DX、人材と多角的なセグメント展開によるリスク分散とワンストップ体制の確立
⚠ 主要な懸念
- 離職率10.3%は、コンサルティング業において高度な専門知識を持つ人材の確保・育成という経営課題に対する懸念材料となる
- 営業利益が3期連続でN/A(非公開または不詳)となっている点から、利益の推移をより詳細に把握する必要がある
- 平均年収743万円は提示されているが、他社との比較や成長率の推移が不明確であり、人材競争力の絶対値評価が難しい
▼ 構造的リスク
- コンサルティング業界における競争激化により、単価低下や受注獲得競争の激化が収益性を圧迫するリスク
- 高度な専門知識を持つ人材への依存度が高く、人材の確保・定着が事業継続のボトルネックとなる構造
- 環境規制やDX関連法規の変更といった外部環境の変化に、迅速かつ柔軟に対応できない場合、事業機会を逸するリスク
↗ 改善条件
- 離職率10.3%を業界平均水準(例:8%以下)まで低下させるための具体的な人事制度改革・職場環境改善が実現すること
- DXやサステナビリティ分野における差別化された技術・ノウハウを確立し、競合他社との価格競争から脱却できること
- 社会基盤や環境分野における長期的な公共投資の継続・拡大が実現し、受注基盤が安定的に維持されること
経営姿勢
責任転嫁傾向:低い(内部要因重視)
VUCA時代や環境規制など外部要因を挙げる一方で、人材確保・育成や安定的経営の実現を自社の課題として明確に認識・記載しており、誠実な自己評価が見られる。
言行一致チェック
DX推進と共創による新たな価値創造を推進
一致売上高は直近で7.1%増、営業利益率も13.4%と改善傾向にあり、戦略の成果が数値に表れている。
多様なプロフェッショナルの共創・人材育成
乖離平均年収743万円を提示しているが、離職率10.3%は業界平均水準と比較するとやや高い水準であり、人材定着に課題が残る。