白銅株式会社(7637)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGR14.1%で堅調に拡大し、直近も16%増。利益も回復傾向にあり、有機的な成長が確認される。
財務健全性
★★★★★
営業CFが直近18億円で前年比28%減(純利益22億円に対しCF/利益比率80%)
経営品質
★★★★★
売上・利益の成長は実績として示されているが、成長投資(投資CF)の縮小とリスク要因の外部依存傾向から、実行力と誠実さに若干の課題が残る。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
高度な加工技術とオンライン販売網(白銅ネット)が強みだが、原材料価格変動リスクに脆弱であり、競合との差別化は技術依存度が高い。
✦ 主要な強み
- 売上高4年CAGR14.1%の堅調な成長軌道
- 自己資本比率53.1%の財務的安定性
- ROE10.0%の資本効率の良好さ
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率4.5%の低水準(原材料価格感応度の高さ)
- 営業CFが純利益を割り込む局面(直近80%)でのキャッシュフロー不安定化
- 投資CFの縮小による将来成長への投資余力の懸念
▼ 構造的リスク
- 原材料(銅・アルミニウム)価格変動を価格転嫁できず利益率を圧迫する構造
- BtoB加工業としての競合他社との価格競争激化リスク
- 技術革新への対応遅延が即座に競争優位性の喪失に繋がるリスク
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰局面での適切な価格転嫁が実現され、営業利益率が5%台に回復すること
- 投資CFを拡大し、DXや工場改革への資金投入が収益向上に直結すること
- 半導体・自動車・航空宇宙など高付加価値分野での受注比率が高まり、素材依存度を下げること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「原材料価格変動」や「外部環境」を頻繁に言及しており、内部の価格転嫁力やコスト構造改善への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
DXや組織体制強化、工場改革による経営基盤強化
乖離投資CFは直近-9億円と前年(-16億円)から縮小傾向にあり、設備投資やDXへの積極的な資金投入が抑制されている可能性。
顧客満足度向上を基盤にコア事業を深化・拡大
一致売上高は16%増、営業利益率も4.4%から4.5%へ微増と、収益性改善と成長の両立が数値で裏付けられている。