株式会社ヨロズ(7294)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは10.7%と過去に成長したが、直近は売上減少(-1.7%)かつ営業利益が3億円(利益率0.2%)と急落しており、成長の持続性と収益性の両面で脆弱化している。
財務健全性
★★★★★
直近純利益が-134億円で赤字幅が拡大(前年比-39億円から-134億円へ)・営業CF/純利益が-35%と、赤字拡大にもかかわらず営業CFがプラス(-134億円の損失に対し47億円のCF)という異常な乖離・自己資本比率が44.8%と健全だが、当期純損失により自己資本が前年比143億円減少
経営品質
★★★★★
投資CFは拡大しているが利益に反映されず、V字回復の宣言と実際の財務悪化(赤字幅拡大)に乖離が見られる。経営陣の執行力には疑問符がつく。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
パワートレイン開発力や多様な製品ラインナップは強みだが、自動車メーカーとの関係に依存し、中国メーカーの台頭や電動化転換による技術陳腐化リスクがある。
✦ 主要な強み
- 4年間の売上CAGRが10.7%と、長期的には成長軌道に乗っていた実績
- 営業CFが47億円と黒字を維持しており、運転資本管理やキャッシュフローの即時性は確保されている
- 自己資本比率44.8%を維持しており、財務基盤の破綻リスクは当面低い
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業利益率が0.2%と限界水準に低下し、利益の質が極めて脆弱
- 純利益が-134億円と巨額の赤字を計上し、ROEが-17.8%と資本効率が著しく悪化
- 営業CF/純利益が-35%と、赤字拡大に対して営業CFがプラスであるという異常な構造(減価償却や棚卸資産の減少など一時的要因の可能性)
▼ 構造的リスク
- 自動車メーカーの「新車立上げ時の混乱」が収益に直結する受注生産モデルの脆弱性
- 電動化技術への対応遅れが、既存のガソリン車関連技術の陳腐化を招くリスク
- 中国メーカーの台頭による価格競争激化が、低利益率構造をさらに悪化させる構造的問題
↗ 改善条件
- 新車立上げの品質問題が解消され、営業利益率が2%台へ回復すること
- 電動化技術の確立により、高付加価値製品の比率が向上し、売上高対利益率が改善すること
- 中国メーカーとの競争において、技術的差別化が実現し、価格競争に巻き込まれないこと
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「中国メーカーの台頭」「新車立上げ時の混乱」を列挙しているが、具体的な内部改善策やコスト構造の再構築への言及が薄く、外部環境への依存度が高い印象。
言行一致チェック
収益のV字回復と企業価値向上を目指す
乖離直近の営業利益率が2.5%から0.2%へ急落し、純利益は-134億円の大幅赤字を計上
電動化時代に対応した開発体制の強化
不明投資CFが-118億円と過去5期平均(-77億円)を上回る水準で拡大しているが、それが利益に転換していない