株式会社キューブ(7112)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは16.2%と成長軌道にあるが、直近売上は前年比+0.1%とほぼ横ばい。利益率は3.4%と低下傾向にあり、成長の質は減速局面にある。
財務健全性
★★★★★
直近5期連続で営業利益が2億円前後で推移し、利益の安定性に課題がある。・直近の営業CFが2億円と、過去5期平均(3.4億円)を下回っており、キャッシュフローの質が低下している。
経営品質
★★★★★
財務健全性は高いが、経営陣の掲げる成長戦略と直近の財務実績(売上停滞・利益率低下)に乖離が見られる。執行力の再検証が必要。
競争優位(モート)
ブランド/独自技術持続性:中
プレミアムラグジュアリーブランドMARK&LONAの確立は強みだが、アパレル業界は参入障壁が比較的低く、競合他社との差別化維持には継続的なクリエイティブ投入が不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率83.1%と極めて高い財務健全性を維持。
- 営業利益率3.4%に対し、営業CF/純利益比率が219%とキャッシュフローの質は良好。
- 4年間の売上CAGRが16.2%と、中長期的には成長軌道にある。
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業利益率が前年比6.0%から3.4%へ低下し、収益性が悪化。
- 直近売上高49億円で前年比+0.1%と成長がほぼ停止。
- 営業CFが過去5期平均を下回る水準で推移しており、資金繰りの安定性に懸念。
▼ 構造的リスク
- アパレル業界特有の「流行のサイクル」が速く、ブランド力だけでは需要変動への対応が困難。
- D2C中心のビジネスモデルにおいて、ECチャネルの競争激化による広告費増大が利益率を圧迫する構造。
- グローバル展開における為替変動や地政学リスクが、海外売上への直接的な影響を及ぼす。
↗ 改善条件
- D2Cチャネルにおける広告効率の改善と、新規顧客獲得単価の低下が実現されれば、利益率の回復が見込まれる。
- グローバル市場でのブランド認知度向上と、海外EC売上が売上全体の10%以上を占めるようになれば、成長軌道への復帰が期待される。
- 在庫回転率の改善により、営業CFが過去5期平均(3.4億円)を上回れば、財務体質の健全性が再評価される。
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「競争激化」「海外市場環境」を列挙しているが、直近の利益率低下や売上停滞に対する内部要因(商品力、価格戦略等)の具体的な分析や対策が明記されていない。
言行一致チェック
D2C戦略とDXを極め、企業価値の継続的な拡大を目指す
乖離直近売上成長率は+0.1%とほぼ停滞しており、利益率も6.0%から3.4%へ低下。D2C強化が即座に収益拡大に繋がっていない。
需給予測に基づく在庫管理の徹底
乖離営業CFが過去5期で最大10億円から直近2億円へ急減。在庫回転や資金効率の悪化が懸念される。