株式会社三井E&S(7003)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
直近売上は4.4%増だが、4年CAGRは-16.4%と長期的な縮小傾向。純利益が営業利益を大きく上回る(12.4%)点は、本業成長の質よりも非営業収益や一時的要因に依存している可能性を示唆する。
財務健全性
★★★★★
営業CF/純利益比が38%と低く、利益のキャッシュ化効率に課題がある・直近期に営業CFが-344億円から149億円へ急転したが、過去5期で3期がマイナスと不安定
経営品質
★★★★★
ROE26.7%の高効率性は評価できるが、売上規模の縮小とCFの不安定さが、経営陣の成長戦略実行力に対する懐疑材料となっている。
競争優位(モート)
独自技術/規制持続性:中
国内舶用推進システム・港湾クレーンで高いシェアと長年のエンジニアリングノウハウを有するが、技術革新や価格競争による代替リスクが存在する。
✦ 主要な強み
- ROE 26.7%という高い資本効率を維持している
- 国内舶用推進システム・港湾クレーン市場で高いシェアを有する
- 直近期に営業利益率が6.5%から7.3%へ改善し、収益性向上の兆し
⚠ 主要な懸念
- 4年間の売上CAGRが-16.4%と、長期的な縮小トレンドが明確
- 営業CF/純利益比が38%と低く、利益の質(キャッシュバック)に懸念
- 過去5期で営業CFが3期マイナスと、キャッシュフローの安定性に欠ける
▼ 構造的リスク
- 船舶・物流業界の景気循環に収益が直結しやすく、需要減退時の収益急落リスク
- 技術的優位性が維持できず、競合他社の価格競争や新技術への置き換えリスク
- グローバル展開における為替変動と地政学リスクへの脆弱性
↗ 改善条件
- 脱炭素・デジタル化関連の新規事業が売上高の柱として定着し、CAGRをプラスに転じること
- 営業CF/純利益比が80%以上となり、利益のキャッシュ化効率と安定性が回復すること
- 為替変動や国際情勢の影響をヘッジする体制強化と、国内シェア維持のための価格競争力確保
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「為替」「国際情勢」を列挙する一方で、売上半減の内部要因や具体的な成長戦略の具体策への言及が不足している。
言行一致チェック
資本効率向上と株主還元を両立し、持続的な成長を実現する
乖離ROEは26.7%と高い水準にあるが、売上CAGRが-16.4%と成長が停滞しており、資本効率向上が成長の伴わないものとなっている
脱炭素・デジタル化による新規事業創生と成長
乖離売上高が直近5期で6447億円から3151億円へ半減しており、成長戦略の実効性が数値で確認しにくい