松尾電機株式会社(6969)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比+8.0%で成長し、4年CAGRも+4.5%と安定しているが、純利益が0から4億円へ急伸した背景に不採算品種のEOL対応等の一時的要因が疑われる。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益に対して-19%(営業CF-1億円、純利益4億円)と著しく悪化し、利益のキャッシュ化能力に懸念・自己資本比率41.9%と健全だが、直近の営業CFマイナスにより内部留保の蓄積ペースが低下している可能性
経営品質
★★★★★
投資CFの拡大により成長投資は実行されているが、利益のキャッシュ化(CF品質)が著しく悪化しており、収益の質と資金繰りのバランスに課題がある。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
導電性高分子タンタルコンデンサ等の小型・高信頼性技術を持つが、競合他社の技術革新や価格競争にさらされる中、独自性の維持には継続的なR&D投資が不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率41.9%と財務基盤が比較的堅牢
- 直近の営業利益率が6.1%から10.8%へ改善し、収益性向上の兆し
- 売上高が45億円と過去4年間で平均4.5%の成長を維持
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが-1億円と純利益(4億円)に対してマイナスであり、利益の質が低い
- 過去2期分の営業利益・純利益データが欠落しており、業績の推移に不明瞭な点がある
- 平均年収495万円と業界水準との比較が困難な状況
▼ 構造的リスク
- タンタルパウダー等の特定原材料価格変動に収益性が敏感に反応する構造
- 自動車電子化という成長市場への依存度が高く、車載用製品の需要変動が業績に直結
- 競合他社との価格競争が激化する中で、高付加価値製品の維持が収益性を左右する
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化、またはコスト転嫁の成功により、営業利益率の10%台維持が実現すること
- 営業CFが黒字に転換し、内部資金による設備投資と配当の両立が可能になること
- 不採算品種のEOL対応完了により、収益構造が正常化し、純利益が安定的に増加すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「米国の相互関税」「原材料価格変動」を列挙しており、外部環境への依存度が高いが、不採算品種のEOL対応など内部課題への言及も含まれている。
言行一致チェック
ESGへの取り組みを強化し、株主への復配を目指す
乖離直近の営業CFが-1億円とマイナスであり、内部資金での配当原資確保が困難な状況
新製品開発の推進
一致投資CFが-3億円と前年比で拡大しており、設備投資や開発への支出は継続している