ローム株式会社(6963)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4期連続で減少傾向(-4.1%)にあり、利益も赤字に転落。CAGRは+5.7%だが、直近の悪化により成長の持続性に疑問符がつく。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が-8.9%と大幅な赤字化・純利益が-501億円で前年比192%減・営業CF/純利益が-168%と収益の質が崩壊
経営品質
★★★★★
外部要因への言及が主であり、赤字化の構造的・内部的要因への分析が不足。収益性改善の具体策が数値で裏付けられておらず、実行力に懸念が残る。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
パワーエレクトロニクス分野で高い技術力と自動車市場での強固な地位を有するが、激しい競争環境と技術革新のスピードにより優位性の維持には継続的な投資が不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率61.7%と極めて高い財務健全性
- 営業CFが840億円と黒字を維持し、資金調達力は健在
- 4年間の売上CAGRが+5.7%と長期的な成長基盤は残存
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が-8.9%と事業全体の収益性が崩壊
- 純利益が-501億円と過去最大の赤字を計上
- 売上高が4期連続で減少し、市場シェアの喪失懸念
▼ 構造的リスク
- 半導体サイクルの下行局面における価格競争力の低下
- 自動車向け需要の減速と競合他社との価格競争激化
- 原材料費高騰に対する価格転嫁力の限界
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化と為替変動リスクの低減
- 自動車市場における高付加価値製品の販売拡大
- 収益性改善策の具体的な実行とコスト構造の抜本的見直し
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「市場環境の悪化」「原材料価格高騰」「為替変動」を列挙する一方で、内部の収益性改善策の遅れや実行力不足への言及が極めて少ない。
言行一致チェック
収益性改善策を強化し、企業価値向上を目指す
乖離営業利益率が9.3%から-8.9%へ急落し、純利益も赤字に転落
基盤作りを推進し、資本コストを意識した経営
不明投資CFが-1157億円と前年比で拡大(前年-4320億円から縮小傾向だが依然として巨額)