名古屋電機工業株式会社(6797)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年間で216億円から173億円へCAGR-5.4%と縮小傾向。利益率は改善したが、新規投資減少による市場縮小の影響を強く受けている。
財務健全性
★★★★★
営業CF/純利益比率が20%と著しく低く、利益のキャッシュ化効率に課題がある・直近5期で営業CFが22億円から4億円へ急減し、キャッシュフローの不安定化が懸念される
経営品質
★★★★★
利益率改善などのコスト管理は評価できるが、市場縮小局面での成長戦略の実行力が数値に表れておらず、外部環境依存の姿勢が見られる。
競争優位(モート)
独自技術・スイッチングコスト持続性:中
長年の情報板メーカーとしての技術蓄積と、インフラ維持・保全・防災システムへの統合提供能力が優位性。ただし、公共事業ベースのため新規参入障壁は中程度。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率81.3%と極めて高い財務健全性を維持
- 営業利益率15.9%と業界平均を上回る高い収益性
- 長年の技術蓄積に基づく道路交通安全・防災システムへの統合提供能力
⚠ 主要な懸念
- 売上高が4期連続で減少傾向(CAGR -5.4%)にあり、成長の停滞が顕著
- 営業CF/純利益比率が20%と低く、利益のキャッシュ化効率が劣悪
- 離職率5.9%と業界平均水準と比較して高い人材流出リスク
▼ 構造的リスク
- 公共事業依存構造による、政府予算縮小や新規投資減少への脆弱性
- インフラ維持・保全需要へのシフトが競争激化を招き、価格競争に巻き込まれるリスク
- 少子高齢化による労働人口減少が、技術継承と新規開発を阻害する構造的制約
↗ 改善条件
- DX・GXソリューション等の高付加価値領域で受注が拡大し、売上高のプラス成長が実現すること
- 営業CF/純利益比率が80%以上へ改善し、利益の質がキャッシュベースで担保されること
- 人材確保・育成施策の成果として離職率が業界平均水準(3〜4%)まで低下すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「新規投資の減少」「自然災害」「人材不足」を外部環境要因として列挙しており、自社の成長戦略の遅れに対する言及は限定的。
言行一致チェック
DX・GXソリューションへの展開と事業領域拡大
乖離売上高は直近5期で減少傾向(CAGR -5.4%)であり、新規事業による成長は数値に反映されていない
収益性改善と高付加価値化
一致営業利益率は13.3%から15.9%へ改善しており、コスト管理や高収益シフトは進んでいる