タツモ株式会社(6266)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGR16.4%で成長し、直近は前年比27.4%増。営業利益率も13.0%から16.5%へ改善され、利益成長が売上成長を上回る高品質な拡大を示している。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
経営陣の掲げる戦略が財務数値に明確に反映されており、売上・利益の両面で高い成長と収益性を実現。CF品質の高さから、利益の質も極めて高いと評価できる。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
半導体搬送機器やプロセス機器における独自開発技術と、ベトナム等の海外生産体制によるコスト競争力が強み。ただし、技術革新が急速な業界特性上、優位性の維持には継続的なR&D投資が不可欠。
✦ 主要な強み
- 直近5期で売上高が195億円から359億円へ倍増し、CAGR16.4%の安定成長を遂げている。
- 営業利益率が13.0%から16.5%へ改善され、ROEが21.1%と高い資本効率を維持している。
- 営業CFが75億円と純利益を大きく上回り、CF品質が177%と極めて高いキャッシュフロー創出力を持つ。
- 自己資本比率が50.1%と財務基盤が堅固であり、自己資本も116億円から246億円へ大幅に増加している。
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業CFが前年比で-4億円から75億円へ急変しており、受注状況や在庫変動によるキャッシュフローの不安定さが懸念される。
- 営業利益率がN/A期間(3期前以前)のデータが欠落しており、長期的な収益性改善トレンドの完全な把握が困難。
- 平均年収データが直近1期のみで推移が不明であり、人材確保競争におけるコスト増圧力の可視化が不足している。
▼ 構造的リスク
- 半導体製造装置業界特有のサイクル変動(好不況)に収益が直結しており、景気減速時の利益急落リスクが高い。
- 微細化技術への対応や多様な技術採用が必須であり、R&D投資の失敗や技術陳腐化が事業存続を脅かす。
- 顧客(半導体メーカー)への依存度が高く、主要顧客の設備投資計画の縮小が即座に売上減少に直結する構造。
↗ 改善条件
- 半導体業界の設備投資サイクルが回復し、主要顧客の発注が安定すれば、売上と利益の両面で持続的な成長が見込まれる。
- 海外生産拠点の稼働効率をさらに高め、為替変動リスクをヘッジできれば、利益率の安定化とCFの改善が期待できる。
- 次世代微細化プロセスへの技術対応が成功し、競合他社との差別化が図れれば、市場シェアの拡大と収益性の維持が可能となる。
経営姿勢
責任転嫁傾向:低い(内部要因重視)
半導体業界の好不況や技術革新への対応を課題として認識しつつも、具体的な対策(共同開発、海外活用)を講じ、数値で成果を出しているため、外部環境への責任転嫁は見られない。
言行一致チェック
研究開発効率を高め、顧客ニーズに対応し売上高を伸ばす
一致売上高が4年間で195億円から359億円へ倍増し、営業利益率も13.0%から16.5%へ改善。利益成長率が売上成長率を上回る構造となっている。
海外子会社の活用によるコストダウンも推進
一致営業CFが75億円と純利益(42億円)を大きく上回り(CF品質177%)、海外拠点による生産効率化がキャッシュフロー創出に貢献している可能性が高い。