株式会社タクマ(6013)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は微増(+1.3%)だが、4年CAGRは0.8%と低成長。利益率は改善したものの、成長の質は限定的。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益に対して-39%と著しく悪化(直近-41億円)・自己資本比率57.4%と高いが、自己資本は前年比減少(1110億→1096億円)
経営品質
★★★★★
利益率は改善したが、売上成長の停滞と営業CFの悪化により、経営陣の成長戦略実行力には疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
ボイラ技術と長期的なアフターサービスによる顧客接点が強みだが、バイオマス市場での価格競争激化により優位性が脅かされる。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率57.4%と財務基盤が極めて堅牢
- 営業利益率が前年比2.1ポイント改善し、収益性向上の兆し
- アフターサービスを含むストック型ビジネスによる安定収益基盤
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益を大きく下回る(-39%)ため、収益のキャッシュ化に課題
- 売上高の4年CAGRが0.8%と、成長エンジンが機能していない
- 自己資本が前年比減少(14億円)しており、内部留保の蓄積が停滞
▼ 構造的リスク
- EPC事業中心の受注型ビジネス構造により、景気変動や原材料価格変動の影響を受けやすい
- バイオマス発電市場における海外メーカーとの激しい価格競争による利益率圧迫
- 少子高齢化による国内インフラ需要の構造的縮小リスク
↗ 改善条件
- 営業CFが純利益を安定的に上回る水準(100%以上)に回復し、キャッシュフロー体質が改善すること
- 海外市場での価格競争を回避できる高付加価値技術の確立、または新規市場開拓による売上成長率の向上
- 人材不足の解消と生産性向上により、固定費対売上高比率のさらなる改善
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「人口減少」「気候変動」「海外競争」を列挙しており、内部の生産性向上策への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
経営基盤強化と経常利益200億円目標(Vision2030)
乖離営業利益率は6.9%から9.0%へ改善したが、売上成長は停滞(CAGR 0.8%)
人材を重視し、事業拡大のボトルネック解消
不明平均年収891万円と業界水準は高いが、人材不足が課題として認識されている