トーソー株式会社(5956)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR1.6%で緩やかな成長だが、純利益は8億円から5億円へ減少しており、成長の質は低水準。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が3.3%と低く、原材料高騰等のコスト増を価格転嫁できていない可能性・純利益が過去4期で8億円から5億円へ減少傾向にある
経営品質
★★★★★
市場環境の悪化を理由に利益率低下を説明する姿勢が見られる。投資CFの停滞とROEの低さから、成長投資の実行力は限定的と判断される。
競争優位(モート)
独自技術・ブランド持続性:中
カーテンレールでNo.1の地位と技術力を有するが、住宅市場の景気変動に依存度が高く、参入障壁は中程度。
✦ 主要な強み
- カーテンレール市場でNo.1の地位を維持し、高い技術力を有している
- 自己資本比率66.6%と財務基盤が極めて堅牢で、倒産リスクは低い
- 営業CF/純利益が91%とキャッシュフローの質は良好
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が3.3%と低く、コスト増に対する価格転嫁力が弱い
- 純利益が過去4期で8億円から5億円へ減少しており、収益性が悪化している
- 売上CAGRが4年間で1.6%と極めて低く、成長の鈍化が顕著
▼ 構造的リスク
- 住宅着工戸数の減少や建設市場の低迷に収益が直結する構造
- 鋼板やアルミ材など原材料価格の変動を内部で吸収しきれるコスト構造の脆弱性
- BtoBtoCモデルにおける下流(住宅メーカー等)への価格交渉力の弱さ
↗ 改善条件
- 原材料価格の高騰局面における、製品価格への適切な転嫁率向上が実現すること
- 建設市場の回復に加え、高付加価値製品の販売比率拡大による収益構造の改善
- 投資CFの拡大とROE向上に向けた具体的な資本配分の見直し実行
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として原材料価格、人手不足、建設市場低迷、感染症と外部要因を列挙するのみで、内部の価格転嫁力強化やコスト構造改革への具体的な言及が薄い。
言行一致チェック
成長戦略への投資とROE向上
乖離投資CFは-5億〜-6億で横ばい、ROEは3.5%と低水準で改善の兆しが見えない
収益性改善と経営基盤の再整備
乖離営業利益率は2.2%から3.3%へ改善したが、純利益は減少しており、収益性の定着は不十分