永大化工株式会社(7877)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは+3.6%と緩やかな成長だが、直近売上は-2.5%減益。利益率は改善傾向(1.6%→3.3%)にあるが、売上規模の縮小が懸念される。
財務健全性
★★★★★
直近5期で純利益が2期前に-2億円と赤字経験あり(利益の不安定性)・営業利益率が3.3%と低水準(収益性の薄さ)
経営品質
★★★★★
利益率改善とCF品質の高さは評価できるが、売上減少と外部要因への依存表明から、実行力と課題解決への主体的姿勢に課題が残る。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
異型押出成形加工技術とOEM連携は強みだが、自動車・産業資材市場の競争激化や原材料価格変動リスクにより、優位性の維持には継続的な技術革新が不可欠。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が480%と極めて高いキャッシュフロー創出力
- 自己資本比率73.1%と財務基盤が極めて堅牢
- 異型押出成形技術によるBtoB顧客との長期的なOEM連携体制
⚠ 主要な懸念
- 直近売上高が89億円と前年比2.5%減少し、成長の停滞が顕在化
- 営業利益率3.3%と低水準で、原材料価格変動への耐性が脆弱
- 過去に純利益がマイナス(-2億円)となるなど、収益の安定性に欠ける
▼ 構造的リスク
- 自動車販売動向や個人消費に依存するセグメント構成による収益のボラティリティ
- 原油価格連動型の原材料費変動を価格転嫁できない場合の利益率圧迫リスク
- OEM依存による顧客集中リスクと、代替技術・競合他社へのスイッチングの容易さ
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰局面での適切な価格転嫁が実現され、営業利益率が5%台へ回復すること
- 海外拠点や新分野への投資が実を結び、売上高が前年比プラスに転じること
- 自動車・産業資材市場の需要回復に伴い、既存顧客との取引単価が安定すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「個人消費」「原油市場」「為替」など外部要因を列挙するのみで、内部の価格転嫁力強化やコスト構造改革への具体的な言及が不足している。
言行一致チェック
海外販売拡大・生産拠点分散を推進
乖離直近売上高が89億円と前年比減少(-2.5%)。海外拡大による売上増は直近では確認できない。
収益性改善・持続可能な成長を目指す
一致営業利益率が1.6%から3.3%へ改善。営業CF/純利益が480%とキャッシュフロー品質は高い。