レック株式会社(7874)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGR7.5%で成長中だが、純利益は直近2期で急減(42億→17億)しており、成長の質は不安定。
財務健全性
★★★★★
純利益が4期前(42億円)から直近(17億円)へ59%減少・営業利益率が4.1%と低水準で、原価高の影響を価格転嫁できず収益性を圧迫
経営品質
★★★★★
投資CFの拡大は成長意欲を示すが、利益率の低迷と純利益の大幅減益に対し、外部環境への依存度が高い説明は誠実さに欠ける。
競争優位(モート)
なし持続性:低
日用品分野での明確なブランド独占や特許技術の記載はなく、価格競争や原材料価格変動に左右されやすい構造。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益比率が244%と極めて高く、利益のキャッシュコンバージョン能力は高い
- 自己資本比率40.3%を維持し、財務基盤は比較的安定している
- 売上高が4年連続で増加し、市場での存在感は維持されている
⚠ 主要な懸念
- 純利益が4期前比で60%近く減少し、収益性の回復に時間がかかっている
- 営業利益率が4.1%と低く、原材料高や為替変動に対する脆弱性が顕在化している
- 投資CFが直近期に-108億円と急拡大しており、キャッシュフローの圧迫リスクがある
▼ 構造的リスク
- BtoC向け日用品というコモディティ化しやすい市場構造における価格競争の激化
- 原材料価格や為替変動を内部コスト削減や価格転嫁で吸収しきれていない構造
- 海外売上比率が高い可能性(地政学リスク言及より)におけるサプライチェーンの分断リスク
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰や円安を吸収できる十分な価格転嫁力が実現すること
- 新製品開発による付加価値向上が、売上成長だけでなく利益率の改善に直結すること
- 地政学リスクや通商政策変化に対するサプライチェーンの多角化・強靭化が完了すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「地政学リスク」「米国の通商政策」「円安」など外部要因を列挙するのみで、内部の価格転嫁力不足やコスト構造改善の具体策への言及が薄い。
言行一致チェック
新製品開発の強化、効率的な生産体制の強化
乖離売上は9.1%増だが、営業利益率は2.7%から4.1%へ改善したものの、純利益は前年比112%増(8億→17億)と回復したものの、4期前の42億円には遠く及ばない。
持続的な成長と企業価値の向上
一致投資CFが直近-108億円と過去最大規模の支出(1期前-23億円)を示し、成長投資は強化されているが、利益の回復が追いついていない。