リョービ株式会社(5851)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR14.4%と成長軌道にあるが、直近の営業利益率低下(4.3%→3.2%)と純利益の減少(101億→69億)は、売上拡大が利益に直結していない質の低さを示唆する。
財務健全性
★★★★★
営業利益率の低下(4.3%→3.2%)・純利益の減少(前年比-31.7%)
経営品質
★★★★★
CF品質は極めて高いが、利益率の低下という経営課題に対し、外部環境要因への言及が多く、内部構造改革の具体策が数値で裏付けられていない。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
世界トップクラスのダイカスト技術と多様な製品ポートフォリオが強みだが、自動車市場の電動化・CASE化という構造変化への対応が持続性を左右する。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益比が420%と極めて高く、利益の質とキャッシュ創出能力が優秀
- 自己資本比率53.1%と財務基盤が堅牢で、外部依存度が低い
- 4年間の売上CAGRが14.4%と、中長期的な成長軌道にある
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業利益率が前年比1.1ポイント低下し、収益性が悪化している
- 純利益が前年比31.7%減少し、売上成長が利益に転嫁されていない
- 自動車市場の電動化・CASE化という構造変化への対応が急務である
▼ 構造的リスク
- 自動車産業のEVシフトに伴う、内燃機関関連部品(ダイカスト)需要の縮小リスク
- 原材料価格高騰や為替変動に対する価格転嫁力の限界
- 印刷機器市場のデジタル化による需要減退リスク
↗ 改善条件
- 自動車市場の電動化に対応した新製品ポートフォリオの確立と収益化
- 原材料費や人件費の上昇を吸収できる生産性向上とコスト構造の抜本的見直し
- 環境規制強化に対応した高付加価値製品の販売比率拡大
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「自動車市場の構造変化」「環境規制」「技術革新への対応遅れ」を列挙しており、内部のコスト構造改善や価格戦略の具体策への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
市場におけるプレゼンス向上と収益性改善
乖離売上は成長(+3.8%)したが、営業利益率は低下(4.3%→3.2%)し、純利益も減少(101億→69億)している。
環境負荷低減・デジタル技術活用の推進
不明営業CFは純利益を大きく上回る(420%)健全なキャッシュフローを維持しているが、利益率の悪化はコスト構造や価格競争力の課題を示唆する。