株式会社大紀アルミニウム工業所(5702)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR21.1%で成長しているが、純利益が急減(149億→7億)しており、成長の質は低く収益化に課題がある。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益の-1437%(-100億円)と著しく悪化し、利益の質が極めて低い・純利益率が0.2%と極めて薄く、価格変動リスクに対する緩衝力が脆弱
経営品質
★★★★★
売上は成長しているが、利益率の低下とキャッシュフローの悪化に対し、外部環境要因への依存度が高く、内部改革の具体性に欠ける。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
高度なリサイクル技術と多様な合金開発力は強みだが、アルミニウム価格変動リスクに晒されやすく、参入障壁は中程度。
✦ 主要な強み
- 売上高が4年間で約2.2倍(1392億→2998億)と高い成長率を維持している
- アルミニウム二次合金というリサイクル分野での技術的実績と信頼がある
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益を大きく下回る(-100億円)など、収益のキャッシュ化能力が著しく低下している
- 純利益が前年比で約93%減(97億→7億)と急落しており、収益の安定性が崩壊している
▼ 構造的リスク
- 原材料価格(スクラップ)と製品価格(アルミニウム)の両面で価格変動リスクに晒され、利益率が極端に薄くなる構造
- BtoBモデルでありながら、顧客の景気敏感度高さにより需要が不安定になりやすい構造
- リサイクル原料の安定供給が事業継続のボトルネックとなり得る構造
↗ 改善条件
- アルミニウム価格とスクラップ価格の差益(スプレッド)が安定し、原材料価格変動リスクをヘッジできれば利益率が改善する
- 高付加価値合金への製品ミックスシフトが成功し、価格競争力以外の競争優位を確立できれば収益性が回復する
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「世界経済の減速」「物価上昇」「地政学リスク」を列挙するのみで、内部の収益構造改善策への言及が乏しい。
言行一致チェック
成長分野への投資と経営基盤の強化
乖離投資CFは-42億と横ばいだが、営業CFが-100億と悪化し、内部資金での成長投資余力が枯渇している
収益性改善と持続可能な社会への貢献
乖離営業利益率が1.6%と過去最低水準(1期前1.8%)で推移し、利益率は改善していない