日本軽金属ホールディングス株式会社(5703)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR6.2%で成長しているが、純利益は168億円から34億円へ激減し、直近124億円と不安定。原材料高や為替等の外部要因による利益率の不安定さが目立つ。
財務健全性
★★★★★
純利益の大幅な変動(直近124億円に対し、3期前は168億円、4期前は34億円)・営業CFが純利益に対して不安定(直近97%だが、2期前は約10%)
経営品質
★★★★★
売上は成長しているが、利益の安定性に欠ける。外部環境への依存度が高く、自社の競争優位性を活かした利益率の恒常的改善に向けた具体的な数値目標や実績が示されていない。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
アルミニウム素材から加工製品までの一貫生産体制とリサイクル技術により、高付加価値製品を提供する。ただし、原材料価格変動の影響を受けやすく、完全な価格決定権はない。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率46.0%と財務基盤が比較的堅牢
- 売上高4年CAGR6.2%で着実に成長している
- アルミニウムリサイクル技術と一貫生産体制による事業多角化
⚠ 主要な懸念
- 純利益が34億円から168億円、124億円と大きく変動し収益性が不安定
- 営業利益率4.0%と低水準で、原材料高等のコスト増への対応力が課題
- 営業CFが純利益に対して不安定(直近97%だが、過去は10%台)
▼ 構造的リスク
- アルミニウム原料価格の変動リスクが収益に直結する構造
- 為替変動による海外収益への影響が大きい輸出依存度
- 環境規制強化による設備投資コスト増と操業コストの上昇圧力
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰時の価格転嫁率向上とコスト構造の抜本的見直し
- 高付加価値製品比率の拡大による営業利益率の恒常的な4%超への定着
- 為替変動リスクをヘッジする体制強化と海外市場の多角化
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題・リスクとして「世界経済の不確実性」「貿易分断」「物価上昇」「為替」等の外部要因を列挙しており、内部の価格転嫁力やコスト構造改善への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
収益性改善と企業価値向上を目指す経営改革
乖離営業利益率は3.5%から4.0%へ改善したが、純利益率は2.2%と依然低く、利益の安定性は低い。
高付加価値製品の開発と事業拡大
不明売上高は5.1%増と成長しているが、利益率の改善が伴っていないため、コスト増を価格転嫁できていない可能性。