大和工業株式会社(5444)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比+2.9%と緩やかに成長しているが、純利益が前年比で55%減少(700億→318億)しており、成長の質は低下している。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
投資実行は積極的だが、利益率低下に対する経営陣の責任所在や対策が不透明。外部環境への依存度が高い記述が目立つ。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
軌道事業など特定分野での高度な技術力と国内基盤工場を強みとするが、鉄鋼市場全体では価格競争が激しく、独自性は限定的。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率91.7%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が223%と極めて高いキャッシュフローの質
- 4年間の売上CAGRが5.5%と中長期的な成長基盤を維持
⚠ 主要な懸念
- 純利益が前年同期比で55.4%減少(700億→318億)
- 営業利益率が10.6%から6.8%へ3.8ポイント低下
- 投資CFが-857億円と急拡大し、資金繰りの負担増
▼ 構造的リスク
- 鉄鋼業界全体としての価格競争激化によるマージン圧迫
- 原材料(鉄スクラップ)価格変動に対する価格転嫁力の限界
- 為替変動と貿易摩擦が収益に直結する構造
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰局面における適切な価格転嫁が実現すること
- 海外拠点の収益化が加速し、為替リスクをヘッジできる体制が整うこと
- 国内鉄鋼市場の需給バランスが改善し、価格競争が緩和すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「世界経済の不確実性」「中国経済の影響」「原材料価格」を列挙するのみで、利益率低下の内部要因や具体的な対策への言及が薄い。
言行一致チェック
海外事業の拡大と成長市場への拠点強化
一致投資CFが直近で-857億円と急拡大(1期前-333億円)しており、成長投資は実行されている。
収益性改善とコスト競争力の強化
乖離営業利益率が10.6%から6.8%へ低下し、純利益も700億円から318億円へ半減している。