新東株式会社(5380)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGRが4年間で-2.0%と縮小傾向にあり、直近の+1.8%成長は低水準。利益は黒字化したが、売上規模の拡大が伴わないため成長の質は低い。
財務健全性
★★★★★
営業CF/純利益比が-182%と極めて悪く、利益のキャッシュ化能力が脆弱・営業利益率が2.3%と低く、原価変動リスクへの緩衝力が薄い
経営品質
★★★★★
経営陣は外部要因への依存を強調するが、財務数値は成長停滞とキャッシュフローの悪化を示しており、内部課題への誠実な分析と対策が不足している。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:低
オンリーワンの製品開発力と高品質を主張するが、業界全体が新設住宅着工戸数に依存する構造であり、競合他社との差別化が数値上の収益力向上に直結していない。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率52.3%と財務基盤は比較的安定している
- 直近期に営業利益・純利益ともに黒字転換し、経営の底堅さは確保された
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益の-182%であり、利益の質が極めて低い
- 売上高が過去4年で4年連続で減少傾向(CAGR -2.0%)にある
- 平均年収470万円と業界水準との比較が不明だが、収益性改善が人件費抑制に依存している可能性
▼ 構造的リスク
- 新設住宅着工戸数の減少というマクロ経済サイクルに収益が完全に連動する構造
- 原油価格高騰が直接製造原価に転嫁されやすく、低利益率(2.3%)では収益が急減する脆弱性
- BtoBモデルにおいて、大手ハウスメーカーや問屋への依存度が高く、取引条件変更リスクが高い
↗ 改善条件
- 新設住宅着工戸数が底を打ち、市場規模が拡大し、売上高の自然回復が見込まれること
- 原油価格が安定し、かつ高付加価値製品への転換により、原価上昇を価格転嫁できる体制が構築されること
- 営業CFが純利益を上回る水準に改善し、内部留保による設備投資や研究開発への再投資が可能になること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「新設住宅着工戸数」「原油価格」「外部環境」を列挙するのみで、自社の製品競争力強化やコスト構造改革の具体的施策が記載されていない。
言行一致チェック
安定成長と収益性向上への注力
乖離売上高は4年前の54億円から46億円へ減少し、CAGRは-2.0%。直近の黒字化は規模縮小下でのコスト削減によるものであり、成長とは異なる。
製造効率化とコスト削減
乖離営業利益率が-1.4%から2.3%へ改善されたが、純利益率1.5%と営業CFの悪化(-1億円)により、コスト削減がキャッシュフローに反映されていない。