アップコン株式会社(5075)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
直近売上は前年比40.2%増と急伸し、4年CAGRも6.9%を維持。利益率も10.5%から27.8%へ改善され、成長の質は高い。ただし、直近の急成長が新規事業の立ち上げによる一時的なものであるか継続性は要確認。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
売上・利益ともに好調に推移し、経営陣の掲げる「収益基盤強化」は数値で明確に裏付けられている。ただし、人材確保の課題に対し、平均年収の推移データが不足しており、具体的な対策効果の可視化が課題。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
独自の「アップコン工法」により、操業停止なしの短工期施工を実現し、競合他社との差別化を図っている。ただし、技術の模倣リスクや新工法の出現により優位性が脅かされる可能性がある。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率85.8%という極めて高い財務健全性と、ROE19.0%の高い資本効率
- 営業CF/純利益が137%と、利益のキャッシュ化能力が極めて高い(CF品質良好)
- 売上高40.2%増と営業利益率27.8%の同時達成により、成長と収益性の両立が実現されている
⚠ 主要な懸念
- 過去5期で売上・利益が不安定(9→9→7→9→12億円)であり、直近の急伸が持続するか不透明
- 平均年収の過去推移データが欠落しており、人材確保・育成戦略の具体的な進捗が数値で追えない
- 売上規模が12億円と中小企業レベルであり、大規模案件獲得や海外展開へのリソース制約が懸念
▼ 構造的リスク
- ウレタン樹脂という特定素材に依存した技術であり、代替素材や新工法の登場による事業基盤の脆弱化リスク
- 建設業法に基づく許可取消などの規制リスクが事業継続に直結する点
- BtoBかつ特定技術に依存するビジネスモデルのため、顧客の設備投資減や競合他社の参入による受注変動リスクが高い
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰が収束し、かつ価格転嫁が継続できれば、高収益体制の維持が見込まれる
- 平均年収の推移データを含めた人材戦略の可視化と、新技術開発による収益源の多角化が実現されれば、成長の持続性が担保される
- 海外展開や空港・水路トンネルなど新規分野での受注が安定化し、売上規模の底上げが実現されれば、企業価値の向上が期待される
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「原材料価格の高騰」を挙げているが、直近の営業利益率27.8%という高収益性は、原材料高騰下でも価格転嫁やコスト管理が機能していることを示唆しており、外部要因への依存度は中程度。
言行一致チェック
収益基盤の拡充及び強化
一致売上高が9億円から12億円へ40%増、営業利益率が10.5%から27.8%へ大幅改善され、収益基盤が強化された事実と一致。
社員の健康を重視した経営
不明平均年収687万円という数値は提示されたが、過去数値との比較データが不足しており、改善傾向の検証は困難。