株式会社シーティーエス(4345)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は 4 年間で CAGR 4.3% と着実に拡大し、直近は 6.6% 増。利益率も 26.0% と高水準を維持しており、需要増に呼応した有機的な成長が確認できる。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
数値目標の達成ペースが戦略と整合しており、財務指標(ROE 17.9%、自己資本比率 75.4%)も経営陣の戦略的意図を裏付けている。
競争優位(モート)
独自技術・規制対応・スイッチングコスト持続性:中
i-Construction 政策への対応力と建設現場に特化した DDS/SMS 専門性が強み。ただし、競合他社の参入障壁は比較的低く、技術的優位性の維持には継続的な R&D 投資が不可欠。
✦ 主要な強み
- 営業利益率 26.0% と業界平均を大きく上回る高い収益性
- 営業 CF/純利益が 130% と、利益の質(キャッシュコンバージョン)が極めて高い
- 自己資本比率 75.4% と財務基盤が極めて堅牢で、財務リスクが低い
⚠ 主要な懸念
- 投資 CF が直近で -24 億円と前年比で大幅に悪化しており、成長投資の負担増が懸念される
- 平均年収 610 万円は業界水準と比較して明確な優位性があるか確認が必要(他社比較データ不足)
- 営業利益の絶対額が 31 億円と、売上規模(118 億円)に対しては高水準だが、規模の経済効果によるさらなる拡大余地の検証が必要
▼ 構造的リスク
- 建設業界の労働人口減少が、サービス提供体制の維持や人件費高騰に直結する構造的リスク
- i-Construction 等の政策変更やデジタル化のスピード変化に対する技術的追従の必要性
- BtoB 単一顧客層への依存度が高く、建設業界全体の景気循環に業績が敏感に反応する構造
↗ 改善条件
- 労働生産性向上のための DX 導入が加速し、人件費高騰を吸収できる体制が整えば、利益率の維持・向上が見込まれる
- 新市場開発(海外展開等)が成功し、国内建設市場の縮小リスクを相殺する収益源が確保されれば、成長持続性が担保される
- サイバーセキュリティ対策の強化が顧客信頼の維持に寄与し、DDS/SMS 事業の継続的な受注拡大につながれば、競争優位が強化される
経営姿勢
責任転嫁傾向:低い(内部要因重視)
労働人口減少や資材高騰などの外部リスクを認識しつつも、具体的な数値目標(売上 128 億円等)を設定し、達成に向けた実行計画を提示している。
言行一致チェック
2026 年 3 月期までに売上高 128 億円、営業利益 33 億円を達成する
一致直近売上 118 億円、営業利益 31 億円。直近 1 期で売上 7 億円増、利益 2 億円増と目標達成ペースは順調。
建設 ICT 専門企業として DDS 事業を中核に据え、顧客基盤を構築する
一致営業利益率 26.0%(前年比 0.2pt 増)と収益性の改善が継続しており、中核事業の収益貢献度が高い。