株式会社巴コーポレーション(1921)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR10.5%、直近売上高347億円と堅調な成長。純利益が売上高を大きく上回る42.8%の純利益率を維持しており、高付加価値事業モデルが機能している。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
財務数値は経営陣の戦略と整合しており、収益性と財務健全性の両面で高い実行力を示している。ただし、外部要因への依存度が高い課題認識には改善の余地がある。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
鉄骨構造物の設計・施工における高度な技術力と品質管理が競争優位。ただし、建設業界全体が人手不足や資材高騰の影響を受けやすく、独自技術の維持には継続的な投資が必要。
✦ 主要な強み
- 純利益率42.8%と極めて高い収益性(営業利益率11.3%)を維持
- 自己資本比率62.6%と財務基盤が極めて健全
- 4年間の売上CAGRが10.5%と安定的な成長軌道にある
⚠ 主要な懸念
- 営業CF/純利益が34%とキャッシュフローの質が利益水準に比べて低い
- 投資CFが直近期で-45億円と拡大しており、成長投資の継続性が課題
- 平均年収685万円と業界平均との比較が不明確(人手不足対策の具体性が不明)
▼ 構造的リスク
- 建設業界特有の人手不足が、高付加価値技術の継承と受注能力を制約するリスク
- 資材価格変動リスクを価格転嫁できず、利益率を圧迫する構造的問題
- 鉄骨建設市場の景気循環に依存しており、不況時の受注減が収益に直結するリスク
↗ 改善条件
- 資材価格高騰が沈静化し、価格転嫁が円滑に行われれば利益率の維持が見込まれる
- 人手不足対策として生産性向上技術の導入や賃金競争力の強化が実現すれば、受注能力が向上する
- 投資CFの効率化により、成長投資からキャッシュフロー創出への転換が図られれば財務健全性がさらに高まる
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「建設市場の不透明感」「資材価格高騰」「人手不足」を列挙しており、外部環境要因への言及が主。内部での価格転嫁や生産性向上策の具体性に言及が不足している。
言行一致チェック
技術立社を堅持し、企業体質の改善・強化を図る
一致営業利益率が9.5%から11.3%へ改善。自己資本比率62.6%と財務基盤が強化され、ROE28.9%を記録。
事業領域の拡大・グループ総力の結集
一致売上高が4期連続で増加(232億→347億)し、不動産事業を含めた収益基盤が拡大している。