名工建設株式会社(1869)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比8.1%増と好調だが、4年CAGRは1.2%と低く、直近の成長は資材高騰や一時的な受注増によるものとの疑念が残る。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益に対して-28%(-14億円)と著しく悪化し、利益の現金化能力に懸念・自己資本比率67.4%と高いが、営業CFの悪化により内部留保の蓄積ペースが低下
経営品質
★★★★★
売上は伸長しているが、利益のキャッシュ化に失敗しており、経営陣の収益性改善戦略の実行力には疑問符がつく。
競争優位(モート)
独自技術・地域ネットワーク持続性:中
長年の実績と地域信頼は強みだが、建設業界は参入障壁が比較的低く、技術的差別化は他社との競合により維持が困難な構造。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率67.4%と極めて高い財務健全性を維持
- 直近の売上高が8.1%増と、業界全体での成長性を示唆
- 純利益率が5.6%と建設業界平均と比較して安定した収益性を確保
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益の-28%(-14億円)と、利益の現金化能力が著しく低下
- 4年間の売上CAGRが1.2%と、中長期的な成長軌道が不明瞭
- 営業利益率が6.9%と、資材高騰リスクに対する緩衝が限定的
▼ 構造的リスク
- 建設業界特有の「受注から現金回収までのタイムラグ」によるキャッシュフローの不安定化
- 資材価格変動リスクを価格転嫁できない場合、利益率が即座に圧迫される構造
- 熟練技術者の不足が施工品質や納期遅延を招き、受注基盤を損なうリスク
↗ 改善条件
- 受注残高の回収スピード向上により、営業CFを純利益水準まで改善すること
- 資材価格高騰を顧客へ適切に転嫁できる契約条件の再構築
- 生産性向上施策(機械化・DX)により、人件費増を吸収できる体制の確立
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「資材価格高騰」「人材不足」を挙げるが、これらへの具体的な価格転嫁実績や生産性向上の数値的裏付けが不足している。
言行一致チェック
技術力の向上と新規事業開拓による収益性改善
乖離営業利益率は6.2%から6.9%へ改善したが、営業CFは純利益を大きく下回る-28%とキャッシュフローの質は低下
安定的な事業基盤の構築
乖離売上は8.1%増だが、4年CAGRは1.2%と長期的な安定成長には至っていない