工藤建設株式会社(1764)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上225億円に対し営業利益率2.9%と収益性が低く、純利益5億円は自己資本の急増(9億→54億円)による非経常的要素の影響が疑われる。有機的な成長は停滞している。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率31.7%と財務レバレッジが高い・営業CFが-21億円で純利益5億円に対し-443%の乖離(キャッシュフロー品質の悪化)・直近5期で自己資本が6倍(9億→54億円)に急増しており、資本調達依存度が高い可能性
経営品質
★★★★★
経営陣は成長戦略を掲げるが、数値上は利益率の低迷とキャッシュフローの悪化が顕在化しており、戦略実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
複合持続性:中
神奈川・東京地域でのブランドと多角化(建設・住宅・介護)による収益安定性は強みだが、建設業界の競争激化と参入障壁の低さを背景に優位性は限定的。
✦ 主要な強み
- 神奈川・東京地域に特化した多角化事業(建設・住宅・介護)による収益の多角化
- 自己資本が9億円から54億円へ急増し、財務基盤の規模が拡大
- BtoC中心の事業構造により地域密着型の顧客基盤を有する
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが-21億円で純利益5億円に対し-443%の乖離(キャッシュフローの悪化)
- 営業利益率2.9%と純利益率2.1%の低さ(収益性の弱さ)
- 自己資本比率31.7%と財務レバレッジの高さ(財務健全性の懸念)
▼ 構造的リスク
- 建設業界特有の「受注から現金回収までのタイムラグ」による営業キャッシュフローの不安定化
- 資材価格高騰と人件費上昇という二重の圧力に対する価格転嫁能力の限界
- 地域限定の事業展開による市場規模の天井と、他地域展開時の競争優位性の欠如
↗ 改善条件
- 資材価格高騰に対する適切な価格転嫁と、受注単価の改善が実現されれば利益率の回復が見込まれる
- 営業キャッシュフローの黒字化(受注残の回収加速や在庫管理の効率化)が実現されれば財務健全性が改善する
- 平均年収の引き上げや福利厚生の充実が実現されれば、人材不足の解消と生産性向上が期待できる
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「国内経済の不透明感」「資材高騰」「人材不足」を外部要因として列挙するのみで、内部の収益構造改善やコスト削減策への具体的な言及が不足している。
言行一致チェック
収益力の強化と効率化の推進
乖離営業利益率2.9%は業界平均を下回る水準であり、CF品質(-443%)も悪化している
人財力の強化
乖離平均年収496万円は建設業界の平均水準と比較して低く、人材確保の課題と矛盾する可能性