ジャパンシステム株式会社(9758)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年間の売上CAGRが-2.5%と縮小傾向にあり、直近も-4.2%減益。中期計画の130億円達成には大幅な逆転が必要で、成長の質は低い。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率80.9%と極めて健全・営業CF/純利益155%でキャッシュフロー品質は良好
経営品質
★★★★★
財務基盤は堅実だが、経営計画の数値目標と実績に大きな乖離があり、成長戦略の実行力に課題がある。平均年収552万円は業界平均水準だが、人財確保の課題と矛盾する可能性。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
公共事業領域の業務ノウハウと画像処理技術に強みを持つが、ITサービス業界全体として参入障壁は比較的低く、競争優位は技術と実績の複合によるもの。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率80.9%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が155%と高いキャッシュフロー創出力
- 公共事業領域における長年の実績と顧客基盤
⚠ 主要な懸念
- 直近5期で売上高が106億円から96億円へ減少(CAGR -2.5%)
- 中期経営計画の売上目標130億円に対し、直近は96億円と大幅なギャップ
- 営業利益率が7.8%から7.2%へ低下傾向
▼ 構造的リスク
- 公共事業への依存度が高く、予算削減や発注先変更による受注変動リスク
- ITサービス業界における技術陳腐化リスクと競争激化
- 主要顧客(BtoB)への依存度が高く、特定顧客の離脱が収益に直結する構造
↗ 改善条件
- RPAやBIなど成長戦略ソリューションの受注が急拡大し、売上CAGRをプラスに転じる必要がある
- 公共事業領域での新規顧客開拓が成功し、既存顧客依存度を下げる必要がある
- 営業利益率を7.8%以上に回復させるためのコスト構造改革が実行される必要がある
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「コロナウイルス感染拡大の影響」を挙げているが、直近5期で2019年(100億円)から2020年(96億円)へ減少しており、外部要因だけでなく内部の成長戦略の遅れも示唆される。
言行一致チェック
売上高130億円、営業利益10.4億円、ROE8%の達成
乖離直近売上96億円(目標の74%)、営業利益7億円(目標の67%)、ROE7.6%(目標未達)。過去4年間の売上は106億円から96億円へ減少傾向。
デジタル化加速への対応と成長戦略
乖離売上成長率-4.2%、CAGR-2.5%と市場のデジタル化潮流に対し、自社の成長が追いついていない。