株式会社船井総研ホールディングス(9757)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGR 5.2%、直近8.5%増と堅調。営業利益率27.2%(前年比+1.5%p)の拡大と純利益率19.6%の高水準により、成長の質は極めて高い。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
ROE 23.3%、営業利益率27.2%など財務指標が経営方針と整合しており、高い実行力を示す。ただし、人財投資の具体的な数値推移(年収推移など)の開示が不足している点は改善の余地あり。
競争優位(モート)
複合持続性:中
国内最大級のロジスティクス基盤とDXコンサルティングの掛け合わせにより、中堅・中小企業向けに高いスイッチングコストを形成。ただし、競合の参入障壁は比較的低く、差別化維持には継続的な技術投資が不可欠。
✦ 主要な強み
- 営業利益率27.2%、純利益率19.6%という業界トップクラスの収益性
- 自己資本比率79.5%、ROE 23.3%という極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益117%による高品質なキャッシュフロー創出能力
⚠ 主要な懸念
- 平均年収の過去推移データ欠落により、人的資本投資の継続性が数値で証明しにくい
- 営業利益の直近5期推移データが一部欠落しており、長期的な利益安定性の分析に制約がある
- 競合他社の参入やサービス類似化による競争激化リスク
▼ 構造的リスク
- コンサルティング事業は人的資本に依存するため、優秀な人材の確保・流出が収益に直結する構造リスク
- DX・AI技術の急速な進化に対し、自社の技術開発スピードが追いつかない場合、競争優位性が失われるリスク
- 中堅・中小企業向けという顧客層が景気変動の影響を受けやすく、需要が不安定化するリスク
↗ 改善条件
- 平均年収や採用コストなどの人的資本投資に関する詳細な数値推移の開示が実現すれば、成長の持続性がより明確になる
- 生成AI等の新技術領域での具体的な収益化実績が示されれば、競争優位性の維持が確認できる
- M&Aによる事業領域拡大が成功し、シナジー効果が数値(売上・利益)として現れれば、成長の質がさらに高まる
経営姿勢
責任転嫁傾向:低い(内部要因重視)
リスク要因として人材確保や技術革新への対応遅延を挙げており、外部環境への依存を強調する記述は見られない。自社の課題を明確に認識している。
言行一致チェック
DX、M&A領域への投資を加速
一致投資CFが直近-26億円と前年比拡大(1期前-22億円)しており、成長投資を実行している。
人的資本の充実と積極的な人財投資
不明平均年収669万円(直近)を提示。ただし、過去5年間の推移データが欠落しており、継続的な上昇トレンドの裏付けは数値上不明。
資本効率向上と株主還元を重視
一致ROE 23.3%、自己資本比率79.5%と極めて健全な資本構造を維持。営業CF/純利益117%でキャッシュフロー品質も高い。