株式会社ラックランド(9612)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は5.6%増と成長しているが、営業利益率は0.5%まで低下し、純利益は赤字に転落。収益を伴わない売上拡大であり、成長の質は低い。
財務健全性
★★★★★
営業利益率0.5%(前年比半減)・純利益-5億円の赤字転落・ROE-4.8%の悪化・CF品質-180%(利益とキャッシュフローの乖離)
経営品質
★★★★★
外部環境への言及は多いが、利益率低下という経営課題に対する具体的な解決策や数値目標の提示が不足しており、実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
食設備分野の技術力と東南アジアでの実績は強みだが、建設業界の人手不足や原材料高という構造的リスクに直面しており、優位性の維持には課題がある。
✦ 主要な強み
- 売上高は4期連続で増加し、CAGR6.3%の成長軌道にある
- 東南アジアでの事業拡大により、国内市場以外の収益源を模索している
- 自己資本比率36.5%を維持し、財務の基礎的健全性は保たれている
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が0.5%まで低下し、収益性が極めて脆弱化している
- 純利益が-5億円の赤字に転落し、ROEが-4.8%と悪化している
- 営業CFと純利益の乖離が著しく、CF品質が-180%と極めて低い
▼ 構造的リスク
- 建設業界の人手不足・高齢化がコスト増と収益圧迫の構造的要因となっている
- 原材料高と円安がコスト構造を悪化させ、価格転嫁が困難な状況にある
- 内部統制の不備が再発防止の課題として残っており、ガバナンスリスクが存在する
↗ 改善条件
- 原材料高や人件費増を吸収できる価格転嫁、またはコスト構造の抜本的見直しが実現すること
- 内部統制の再構築が完了し、再発防止策が機能して経営の安定性が回復すること
- 海外事業(東南アジア)からの収益貢献が拡大し、国内の収益性低下を補強すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
人手不足や原材料高、円安など外部要因をリスクとして羅列しているが、利益率低下の内部要因分析や具体的な対策が欠如している。
言行一致チェック
安定した収益基盤を確立し、海外事業拡大を加速
乖離営業利益率が1.0%から0.5%へ半減し、純利益は赤字に転落。収益基盤の脆弱化が数値で明確に示されている。
時代の変化に柔軟に対応できる体制
乖離内部統制の再構築や再発防止策を課題として認識しており、体制の安定性には課題が残る。