株式会社ミロク(7983)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は14.7%増と回復したが、4年CAGRは-2.1%で長期的な成長トレンドは未確立。利益は赤字継続で成長の質は低い。
財務健全性
★★★★★
直近期純利益が-25億円で赤字幅が拡大(前年比-23億→-25億)・営業CF/純利益が-49%で利益のキャッシュ化が機能していない・自己資本比率が49.1%と健全だが、純利益の悪化で資本減少リスクあり
経営品質
★★★★★
経営陣は成長戦略を掲げるが、数値上は赤字幅の拡大と利益率の低迷が続いており、実行力と誠実さに疑問符がつく。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
ブローニングとの強固なパートナーシップと深穴明け加工技術は優位性を持つが、銃規制リスクや競合激化により持続性に懸念がある。
✦ 主要な強み
- ブローニンググループとの強固なOEMパートナーシップによる安定した受注基盤
- 深穴明け加工における独自技術力による工作機械事業の差別化
- 自己資本比率49.1%を維持し、財務基盤は比較的健全
⚠ 主要な懸念
- 直近2期連続の純利益赤字(-23億→-25億)と赤字幅の拡大
- 営業利益率が-0.2%とほぼゼロで、収益性の回復兆候が見られない
- 営業CF/純利益が-49%と、利益のキャッシュ化が極めて不十分
▼ 構造的リスク
- 各国の銃規制強化による主力事業(猟銃OEM)の市場縮小リスク
- 原材料価格高騰に対する価格転嫁力の弱さが収益性を直撃する構造
- 自動車産業の電動化転換に伴う既存事業(内燃機関関連)の需要減退リスク
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰に対する適切な価格転嫁またはコスト構造の抜本的見直しが実現すること
- 工作機械事業における高付加価値製品の販売拡大により、営業利益率が黒字転換すること
- 銃規制リスクを回避できる新市場開拓または事業ポートフォリオの多角化が進展すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「世界経済減速」「原材料高騰」「電動化」など外部要因を列挙するのみで、内部の生産性向上やコスト構造見直しの具体策が示されていない。
言行一致チェック
生産性向上と収益性改善による『ものづくり』体制の確立
乖離営業利益率が-0.2%とほぼゼロ、純利益率は-20.2%と悪化しており、収益性改善は達成されていない
工作機械事業は深穴明け加工を核とした成長
乖離売上は回復したが、営業利益がほぼゼロであり、高付加価値化による利益創出は不十分