タカノ株式会社(7885)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは4.6%と緩やかな成長だが、直近売上は4.8%減益。営業利益率は3.5%から1.9%へ半減しており、成長の質は低下している。
財務健全性
★★★★★
直近営業利益率1.9%(前年比1.6pt低下)・純利益率2.2%と収益性が脆弱・営業CF/純利益161%でキャッシュフロー品質は良好
経営品質
★★★★★
中期計画の数値目標と実績に大きな乖離があり、外部環境への依存度が高い。利益率低下に対する経営陣の内部要因への反省や対策が不透明。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
多様な事業分野と研究開発型としての技術力を強みとするが、参入分野が多岐にわたり経営資源が分散しているため、特定分野での圧倒的優位性は限定的。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率82.9%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が161%とキャッシュフローの質が高い
- 4年間の売上CAGRが4.6%と長期的には緩やかな成長を維持
⚠ 主要な懸念
- 直近売上高が240億円と前年比4.8%減のマイナス成長
- 営業利益率が3.5%から1.9%へ急落し収益性が悪化
- ROEが1.7%と中期目標の6.0%から大きく乖離している
▼ 構造的リスク
- 多様な事業分野への展開により経営資源が分散し、各分野での競争優位性が薄れるリスク
- 原材料価格高騰などの外部コスト増に対して、価格転嫁やコスト削減が追いつかない構造
- BtoB中心の事業構造であり、景気変動や通商政策の影響を受けやすい脆弱性
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰に対する適切な価格転嫁が実現し、営業利益率が3%台に回復すること
- 研究開発投資を拡大し、高付加価値製品による収益構造の転換が図られること
- 特定の成長分野に経営資源を集中させ、ROEを6%以上へ引き上げる施策が実行されること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「物価上昇」「為替」「景気」などの外部要因を列挙するのみで、内部の収益構造改善策や具体的な対策への言及が薄い。
言行一致チェック
高付加価値事業へのシフトとROE6.0%達成を目指す
乖離直近ROEは1.7%、営業利益率は1.9%と目標から遠く、利益率の低下が顕著
研究開発型企業として技術開発を推進
乖離投資CFは-3億円と前年比縮小しており、成長投資の拡大は確認できない